2024-06-26有価証券報告書 西部ガスホールディングス株式会社

企業名 西部ガスホールディングス株式会社
URL https://hd.saibugas.co.jp/
業種 電気・ガス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 20629.0
所在地 福岡市博多区千代一丁目17番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、ガス、LPG、電力・その他エネルギー、不動産等の事業を行っており、連結子会社44社、持分法適用関連会社5社で構成されています。主要な事業はガスの製造、供給および販売であり、地域に根ざした事業展開を行っています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の4つのセグメントに分かれています。

  • ガス事業: 都市ガスの製造、供給および販売を行い、家庭用および業務用のガス販売を行っています。
  • LPG事業: LPGおよびLPG用ガス機器の販売を行い、都市ガス原料用LPGも取り扱っています。
  • 電力・その他エネルギー事業: 小売電気事業やエネルギーサービス事業を展開し、再生可能エネルギーによる発電事業も行っています。
  • 不動産事業: 不動産分譲事業および不動産賃貸事業を行い、住宅建築や宅地開発も手掛けています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
ガス 2162 568
LPG 320 67
電力・その他エネルギー 132 20
不動産 297 182
その他 569 588
全社(共通) 372 72
合計 3852 1497

提出会社の従業員数は192人で、平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は16.3年、平均年間給与は570万円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • 西部瓦斯株式会社
  • 久留米ガス株式会社
  • 西部ガスリビング株式会社
  • 九州ガス圧送株式会社
  • 西部瓦斯熊本株式会社
  • 西部瓦斯長崎株式会社
  • 西部瓦斯佐世保株式会社
  • 大牟田瓦斯株式会社
  • 筑後ガス圧送株式会社
  • 西部ガス・カスタマーサービス株式会社
  • 西部ガスエネルギー株式会社
  • 西部ガステクノソリューション株式会社
  • エネ・シード株式会社
  • エネ・シードひびき株式会社
  • 株式会社エストラスト
  • 西部ガス都市開発株式会社
  • 九州八重洲株式会社
  • SG ENRICH CO.,LTD.
  • SGインキュベート第2号投資事業有限責任組合
  • SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合
  • 西部ガス情報システム株式会社
  • 株式会社八仙閣
  • エスジーケミカル株式会社

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 266,319 256,328 -3.8%
経常利益 (百万円) 11,759 10,377 -11.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 13,215 6,155 -53.4%
包括利益 (百万円) 15,777 14,691 -6.9%
純資産額 (百万円) 93,624 105,493 12.7%
総資産額 (百万円) 414,268 431,703 4.2%
1株当たり純資産額 (円) 2,343.90 2,653.92 13.2%
1株当たり当期純利益 (円) 356.92 166.24 -53.4%
自己資本比率 (%) 20.9 22.8 9.1%
自己資本利益率 (%) 16.4 6.7 -59.1%
株価収益率 (倍) 4.9 11.6 136.7%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 21,749 22,124 1.7%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -15,969 -28,151 -76.3%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 2,959 -4,018 -235.8%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 35,720 26,446 -25.9%

各指標の増減について

売上高は前期比で3.8%減少しましたが、これは主にガス料金単価の下方調整によるものです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ11.8%と53.4%減少しました。これは、販売促進費の増加や原料費の上昇が影響しています。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (百万円) 256,328 230,000 -10.3%
経常利益 (百万円) 10,377 25,000 141.0%
ROA (%) 1.5 1.5 0.0%
ROE (%) 6.7 7.5 11.9%
自己資本比率 (%) 22.8 21.5 -5.7%

見通しの増減について

売上高は10.3%減少する見込みですが、経常利益は141.0%増加する見通しです。これは、コスト削減や効率化の取り組みが奏功するためです。ROEも11.9%増加する見込みで、自己資本比率は若干減少する見通しです。

まとめ

当社グループの業績は、ガス料金単価の下方調整や原料費の上昇により減少しましたが、今後の見通しはコスト削減や効率化の取り組みにより改善が期待されます。特に経常利益の大幅な増加が見込まれており、ROEも向上する見通しです。全体として、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調と評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。