| 企業名 | 株式会社芝浦電子 |
|---|---|
| URL | https://www.shibaura-e.co.jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2144.0 |
| 所在地 | さいたま市中央区上落合二丁目１番２４号 |
企業概要
当社グループは、サーミスタ技術を中核とする半導体部品の製造販売を主な事業としています。主要製品には温度センサ、湿度センサ、温度制御器などがあります。国内外に多くの関連企業を持ち、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に以下の3つのセグメントに分かれています。
- ホームアプライアンス：エアコンやガス給湯器向けのセンサを製造。
- オートモーティブ：電動化が進む自動車向けのセンサを製造。
- インダストリアル：産業ロボットや事務機向けのセンサを製造。
2024年度の売上高は、ホームアプライアンスが14,358百万円、オートモーティブが12,424百万円、インダストリアルが3,927百万円でした。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 137 | 42.1 | 14.57 | 7,174 |
当社の従業員数は137名で、平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は14.57年、平均年間給与は7,174千円です。
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです。
- ㈱東北芝浦電子（秋田県仙北市）
- ㈱岩手芝浦電子（岩手県二戸郡一戸町）
- ㈱福島芝浦電子（福島県本宮市）
- タイ シバウラデンシ カンパニー リミテッド（タイ国シンブリ）
- 東莞芝浦電子有限公司（中国広東省東莞市）
業績
| 指標 | 2023年 | 2024年 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 33,193 | 32,401 | -2.4% |
| 経常利益（百万円） | 5,617 | 5,303 | -5.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 3,830 | 3,822 | -0.2% |
| 包括利益（百万円） | 4,773 | 4,666 | -2.2% |
| 純資産額（百万円） | 31,783 | 35,162 | +10.6% |
| 総資産額（百万円） | 40,930 | 43,574 | +6.5% |
各指標の増減について
売上高は前期比で2.4%減少しましたが、純資産額は10.6%増加しました。これは主に、利益剰余金の増加と為替換算調整勘定の増加によるものです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年 | 2025年予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 32,401 | 32,000 | -1.2% |
| 営業利益（百万円） | 5,104 | 4,800 | -6.0% |
| 経常利益（百万円） | 5,303 | 4,800 | -9.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 3,822 | 3,300 | -13.7% |
見通しの増減について
2025年度の売上高は前期比で1.2%減少する見込みです。これは、世界経済の不透明感や半導体不足の影響が続くと予想されるためです。また、営業利益と経常利益もそれぞれ6.0%と9.5%減少する見込みです。
まとめ
当社の2024年度の業績は、売上高が減少したものの、純資産額は増加しました。今後の見通しとしては、世界経済の不透明感や半導体不足の影響が続くため、売上高や利益の減少が予想されます。しかし、当社は研究開発や生産性向上に注力しており、長期的には成長が期待されます。アナリストとしては、現状はやや不調ですが、将来的な成長の可能性を見据えて注視する価値があると評価します。
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