| 企業名 | 株式会社文溪堂 |
|---|---|
| URL | https://www.bunkei.co.jp/ |
| 業種 | nan |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1917.0 |
| 所在地 | 羽島市江吉良町江中七丁目１番地 |
企業概要
当社グループは、教育図書の出版及び教材の製造・販売を主な事業としており、連結子会社2社、非連結子会社1社で構成されています。主な事業は、小学校教育図書及び市販図書の製造販売、中学校教育図書の製造販売、裁縫セット・家庭科布教材等の教具品の製造販売です。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に「出版」と「教具」に分かれています。
- 出版: 小学校図書教材、中学校図書教材の製造販売。特に小学校図書教材は教育現場のニーズに応じた改訂が行われ、デジタル教材の導入も進められています。
- 教具: 裁縫セット、家庭科布教材、書道セット、画材セットなどの製造販売。特にデザインと機能性に優れた製品が好評です。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 出版 | 155 | 41.7 | 14.2 | 6,686,986 |
| 教具 | 26 | 41.7 | 14.2 | 6,686,986 |
| 全社（共通） | 26 | 41.7 | 14.2 | 6,686,986 |
| 合計 | 207 | 41.7 | 14.2 | 6,686,986 |
関連企業
- ㈱学宝社: 中学校教育図書の製造販売を行い、当社の中学校向け教材を販売しています。
- ㈱ロビン企画: 教具の製造を担当し、特に家庭科教材の加工を行っています。
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 12,750,469 | 12,871,978 | +0.9% |
| 経常利益（千円） | 1,126,891 | 1,049,980 | -6.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 704,440 | 687,256 | -2.4% |
| 包括利益（千円） | 781,442 | 842,365 | +7.8% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で0.9%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ6.8%と2.4%減少しました。これは、原材料価格の上昇や教科書改訂に伴う編集費用の増加が主な要因です。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月（予測） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 12,871,978 | 13,200,000 | +2.5% |
| 経常利益（千円） | 1,049,980 | 1,100,000 | +4.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 687,256 | 720,000 | +4.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高が2.5%、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益がそれぞれ4.8%増加する見込みです。これは、デジタル教材の導入や新規市場の開拓が主な要因です。
まとめ
当社の業績は、売上高が増加しているものの、原材料価格の上昇や教科書改訂に伴う費用増加により利益が減少しています。しかし、今後の見通しはデジタル教材の導入や新規市場の開拓により、売上高と利益の増加が期待されています。全体として、現状はやや不調ですが、将来的には好調に転じる可能性が高いと評価できます。
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