2024-06-26有価証券報告書 株式会社宮入バルブ製作所

企業名 株式会社宮入バルブ製作所
URL https://www.miyairi-valve.co.jp/
業種 機械
決算日 3月末日
資本金(百万円) 1993.0
所在地 中央区銀座西一丁目2番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、LPG(液化石油ガス)・LNG(液化天然ガス)などのエネルギーガスを中心に、各種ガス体を制御するバルブや機器類の製造および販売を行っています。事業は単一セグメントであり、製品の種類別に事業の概要を記載しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下のように分類されます:

  • 黄銅弁:家庭用、工業用、自動車用のLPG容器に使用される弁類。
  • 鉄鋼弁:LPG貯蔵設備、LNG設備、医療用酸素制御弁、美術館や博物館の消火設備用弁など。
  • その他:食品加工工場向けのサニタリーバルブ、スマート農業向けの散水ノズル、ワインろ過機など。
  • 屑売上高:黄銅製バルブ製作時に発生する削り屑を材料メーカーへ売却。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
155(39) 44.2 15.2 6,069,359

注:従業員数は就業人員数であり、契約社員・準社員・臨時社員・パートおよび嘱託社員は( )外数で記載。

関連企業

当社は非連結子会社として株式会社MS-IVTを有していますが、重要性が乏しいため記載を省略しています。なお、株式会社MS-IVTは2024年4月1日に株式会社MSに商号変更しました。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高(千円) 6,157,848 -2.7
営業利益(千円) 210,000 -20.4
経常利益(千円) 208,000 -19.1
当期純利益(千円) 176,000 -24.2

各指標の増減について

売上高は前期比2.7%減少しました。これは、黄銅弁関連製品の売上が微減し、屑売上高が大幅に減少したためです。営業利益は原材料価格の高止まりや労務費の上昇により20.4%減少しました。経常利益も同様の理由で19.1%減少し、当期純利益は24.2%減少しました。

今後の見通し

項目 今期予想 当期比(%)
売上高(千円) 6,300,000 +2.3
営業利益(千円) 220,000 +4.8
経常利益(千円) 215,000 +3.4
当期純利益(千円) 180,000 +2.3

見通しの増減について

今期の売上高は2.3%増加する見込みです。これは、LNG用弁や水素用弁など新製品の販売拡大が期待されるためです。営業利益、経常利益、当期純利益もそれぞれ4.8%、3.4%、2.3%の増加が見込まれています。

まとめ

当社は、LPGおよびLNG関連のバルブ製造を主力とし、食品加工やスマート農業など多岐にわたる事業を展開しています。現状の業績はやや低迷していますが、新製品の開発と販売拡大により、今後の成長が期待されます。特に、LNGや水素用弁の市場拡大が見込まれるため、今後の業績改善に寄与するでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。