| 企業名 | 株式会社南陽 |
|---|---|
| URL | https://www.nanyo.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1181.0 |
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅前三丁目１９番８号 |
企業概要
当社グループは、建設機械及び産業機器の販売、建設機械のレンタルを中心に事業活動を展開しています。子会社10社、関連会社1社で構成され、国内外で事業を行っています。
各事業の内容と状況
建設機械事業
建設機械及び産業用車輌の販売、建設機械のレンタルを行っています。㈱南陽レンテックが国内で建設機械のレンタルを行い、㈱南陽重車輌は中古の産業用車輌の仕入・販売を行っています。
産業機器事業
産業機器の販売を行い、共栄通信工業㈱、㈱戸髙製作所、㈱エイ・エス・エイ・ピイ、㈱AQUAPASS及び㈱浜村が産業機器の製造・販売を行っています。南央国際貿易(上海)有限公司、NANYO ENGINEERING (MALAYSIA) SDN.BHD.、建南和股份有限公司は国外で産業機器の仕入・販売及び販売の仲介を行っています。
砕石事業
㈱共立砕石所が砕石の製造・販売を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 建設機械事業 | 218 |
| 産業機器事業 | 233 |
| 砕石事業 | 18 |
| 全社(共通) | 39 |
| 合計 | 508 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- ㈱南陽レンテック
- ㈱南陽重車輌
- 共栄通信工業㈱
- ㈱戸髙製作所
- ㈱エイ・エス・エイ・ピイ
- ㈱AQUAPASS
- ㈱浜村
- 南央国際貿易（上海）有限公司
- 建南和股份有限公司
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 39,339 | 37,991 | -3.4 |
| 経常利益 (百万円) | 3,225 | 3,036 | -5.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 2,146 | 1,991 | -7.2 |
| 包括利益 (百万円) | 2,354 | 2,941 | 25.0 |
| 純資産額 (百万円) | 22,723 | 24,692 | 8.7 |
| 総資産額 (百万円) | 41,064 | 42,886 | 4.4 |
各指標の増減について
売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ減少しましたが、包括利益、純資産額、総資産額は増加しました。売上高の減少は、建設機械事業と産業機器事業の厳しい市場環境が影響しています。一方、包括利益の増加は、投資有価証券の評価益が寄与しています。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 37,991 | 40,000 | 5.3 |
| 経常利益 (百万円) | 3,036 | 3,200 | 5.4 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 1,991 | 2,100 | 5.5 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ増加が予想されています。これは、建設機械事業と産業機器事業の市場環境が改善する見込みがあるためです。
まとめ
当社グループの業績は、厳しい市場環境の中で減少しましたが、包括利益や純資産額は増加しました。今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が予想されており、全体的に好調な見通しです。アナリストとしては、当社グループの今後の成長に期待が持てると評価します。
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