| 企業名 | 株式会社リンコーコーポレーション |
|---|---|
| URL | https://www.rinko.co.jp/ |
| 業種 | 倉庫・運輸関連業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1950.0 |
| 所在地 | 新潟市中央区万代五丁目１１番３０号 |
企業概要
当社企業グループは、港湾運送事業、通運事業、倉庫業、貨物自動車運送業、船舶碇繋場業、不動産業、ホテル業、機械整備販売業、物品販売業、その他附帯事業を展開しています。新潟港を中心に、地域社会に貢献しながらグローバルな企業を目指しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下のように分類されます：
- 運輸部門：港湾運送、通運、倉庫、貨物自動車運送、船舶碇繋場業務を行っています。新潟港を中心に、海陸一貫作業を提供しています。
- 不動産部門：土地建物の賃貸、分譲、仲介業務を行っています。
- ホテル事業部門：ホテル、結婚式場、宴会、食堂の経営を行っています。
- 関連事業部門：機械整備販売、損害保険代理店業、産業廃棄物処理業、物品販売業を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|---|
| 運輸部門 | 254 | 44.1 | 20.2 | 5,579,235 |
| 不動産部門 | 4 | |||
| ホテル事業部門 | 119 | |||
| 関連事業部門 | 42 | |||
| 全社（共通） | 34 |
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです：
- 株式会社ホテル新潟：ホテル事業を展開。
- リンコー運輸株式会社：運輸部門で貨物の運送下請作業を行っています。
- リンコー港運倉庫株式会社：倉庫用地の賃貸を行っています。
- 川崎汽船株式会社：船舶代理店業務を請け負っています。
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 13,442 | 13,110 | -2.5% |
| 経常利益 (百万円) | 428 | 274 | -35.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 683 | 357 | -47.6% |
| 包括利益 (百万円) | 849 | 2,153 | +153.6% |
| 純資産額 (百万円) | 16,045 | 17,852 | +11.3% |
| 総資産額 (百万円) | 36,963 | 38,589 | +4.4% |
各指標の増減について
売上高は2.5%減少し、経常利益は35.9%減少しました。これは、運輸部門の貨物取扱量の減少や、物価上昇によるコスト増加が主な要因です。一方、包括利益は153.6%増加し、純資産額も11.3%増加しました。これは、投資有価証券の時価上昇が寄与しています。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 13,110 | 13,500 | +3.0% |
| 経常利益 (百万円) | 274 | 300 | +9.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 357 | 400 | +12.0% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は3.0%増加、経常利益は9.5%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は12.0%増加する見込みです。これは、運輸部門の収益基盤の安定と向上、ホテル事業部門の需要回復が寄与する見通しです。
まとめ
当社の業績は、運輸部門の貨物取扱量の減少や物価上昇によるコスト増加により減収減益となりましたが、包括利益や純資産額は増加しました。今後は、運輸部門の収益基盤の安定と向上、ホテル事業部門の需要回復により、業績の改善が期待されます。全体として、現状はやや厳しいものの、今後の見通しは明るいと評価できます。
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