2024-06-26有価証券報告書 株式会社フジ・メディア・ホールディングス

企業名 株式会社フジ・メディア・ホールディングス
URL https://www.fujimediahd.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 146200.0
所在地 港区台場二丁目4番8号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、株式会社フジ・メディア・ホールディングスを認定放送持株会社として、子会社89社と関連会社50社で構成されています。主な事業は、放送法に定める基幹放送や、配信、放送番組・映画・アニメ・イベント等の制作、映像・音楽ソフトの販売、音楽出版、広告、通信販売等のメディア・コンテンツ事業、ビル賃貸・不動産取引・ホテルリゾート運営等の都市開発・観光事業です。

各事業の内容と状況

メディア・コンテンツ事業では、テレビ放送、ラジオ放送、放送番組の制作、映像・音楽ソフトの販売、音楽出版、通信販売、広告、雑誌書籍の出版、新聞発行などを行っています。都市開発・観光事業では、ビル賃貸、不動産取引、ホテルリゾート運営、イベント・内装、ビルマネジメントなどを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
メディア・コンテンツ事業 4384
都市開発・観光事業 2030
その他事業 328
全社(共通) 45
合計 6787

関連企業

主要な関連企業には、株式会社フジテレビジョン、株式会社仙台放送、株式会社ビーエスフジ、関西テレビ放送株式会社、株式会社スペースシャワーネットワーク、日本映画放送株式会社、株式会社WOWOW、株式会社ニッポン放送、株式会社共同テレビジョン、株式会社ポニーキャニオン、株式会社フジパシフィックミュージック、株式会社DINOS CORPORATION、株式会社クオラス、株式会社扶桑社、株式会社産業経済新聞社などがあります。

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 535,641 566,443 5.8
経常利益 (百万円) 39,053 39,173 0.3
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 46,855 37,082 -20.9
包括利益 (百万円) 48,581 42,739 -12.0
純資産額 (百万円) 848,769 869,628 2.5
総資産額 (百万円) 1,382,646 1,448,833 4.8

各指標の増減について

売上高は前年同期比5.8%増加し、566,443百万円となりました。これは、メディア・コンテンツ事業および都市開発・観光事業の増収が寄与しました。経常利益は前年同期比0.3%増加し、39,173百万円となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比20.9%減少し、37,082百万円となりました。これは、特別利益に計上した投資有価証券売却益が増加した一方で、前連結会計年度に計上した退職給付信託設定益の反動減や特別損失に計上した固定資産除却損の増加などが影響しています。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (百万円) 566,443 600,000 5.9
経常利益 (百万円) 39,173 42,000 7.2
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 37,082 40,000 7.9

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は2025年3月期に600,000百万円、経常利益は42,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は40,000百万円を予想しています。これは、メディア・コンテンツ事業および都市開発・観光事業のさらなる成長を見込んでいます。

まとめ

当社グループの業績は、メディア・コンテンツ事業および都市開発・観光事業の増収により、全体として好調に推移しています。特に、配信広告収入の拡大や大型イベントの開催が寄与しています。今後も多様なコンテンツやサービスの提供を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。アナリストとしての視点から見ても、当社グループの現状と見通しは好調であると評価できます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 朝日放送グループホールディングス株式会社
No.2 日本テレビホールディングス株式会社
No.3 株式会社日本創発グループ
No.4 株式会社テレビ東京ホールディングス
No.5 株式会社スペースシャワーネットワーク
No.6 中部日本放送株式会社
No.7 株式会社ソケッツ
No.8 フューチャー株式会社
No.9 富士紡ホールディングス株式会社
No.10 株式会社秋田放送

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。