2024-06-26有価証券報告書 株式会社トクヤマ

企業名 株式会社トクヤマ
URL https://www.tokuyama.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 10000.0
所在地 周南市御影町1番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、化成品、セメント、電子先端材料、ライフサイエンス、環境事業の5つのセグメントで事業を展開しています。これらの事業を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の5つのセグメントに分かれています。

  • 化成品セグメント: 苛性ソーダ、ソーダ灰、塩化カルシウムなどを製造・販売。
  • セメントセグメント: セメント、生コンクリート、セメント系固化材などを製造・販売。
  • 電子先端材料セグメント: 多結晶シリコン、乾式シリカ、四塩化珪素などを製造・販売。
  • ライフサイエンスセグメント: 医療診断システム、歯科器材、医薬品原薬・中間体などを製造・販売。
  • 環境事業セグメント: イオン交換膜、樹脂サッシなどを製造・販売。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
化成品 337 7
セメント 633 21
電子先端材料 1090 45
ライフサイエンス 1110 217
環境事業 144 14
その他 1089 151
全社(共通) 1331
合計 5734 455

提出会社の従業員数は2520人で、平均年齢は41.28歳、平均勤続年数は16.92年、平均年間給与は6,826,985円です。

関連企業

当社の関連企業は以下の通りです。

  • 新第一塩ビ株式会社
  • サン・アロー化成株式会社
  • 広島トクヤマ生コン株式会社
  • Tokuyama Nouvelle Calédonie S.A.
  • 東京トクヤマコンクリート株式会社
  • 西部徳山生コンクリート株式会社
  • 川崎徳山生コンクリート株式会社
  • 九州徳山生コンクリート株式会社
  • 中国生コンクリート株式会社
  • 株式会社しろかわ
  • 株式会社トクヤマエムテック
  • トクヤマ通商株式会社
  • 徳山化工(浙江)有限公司
  • 台湾徳亞瑪股份有限公司
  • Tokuyama Singapore Pte. Ltd.
  • 台塑德山精密化學股份有限公司
  • STAC Co., Ltd.
  • TDパワーマテリアル株式会社
  • 上海徳山塑料有限公司
  • 株式会社エイアンドティー
  • 愛研徳医療器械貿易(上海)有限公司
  • 株式会社トクヤマデンタル
  • Tokuyama Dental Italy S.r.l.
  • Tokuyama Dental Deutschland GmbH
  • Tokuyama Dental America Inc.
  • 株式会社トクヤマ・チヨダジプサム
  • 株式会社FLトクヤマ
  • 株式会社アストム
  • トミテック株式会社
  • 徳玖山国際貿易(上海)有限公司
  • Tokuyama Korea Co., Ltd.
  • 徳玖山(上海)管理有限公司
  • 周南システム産業株式会社
  • トクヤマ海陸運送株式会社
  • 共栄石油株式会社
  • 周南バルクターミナル株式会社
  • 德山台灣股份有限公司

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 351,790 341,990 △2.8%
経常利益 (百万円) 14,783 26,292 77.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 9,364 17,751 89.6%
包括利益 (百万円) 10,021 25,753 157.0%
純資産額 (百万円) 241,602 259,948 7.6%
総資産額 (百万円) 478,342 457,360 △4.4%
1株当たり純資産額 (円) 3,189.01 3,464.47 8.6%
1株当たり当期純利益金額 (円) 130.15 246.72 89.6%
自己資本比率 (%) 48.0% 54.5% 6.5ポイント
自己資本利益率 (%) 4.1% 7.4% 3.3ポイント
株価収益率 (倍) 16.17 11.00 △5.17
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △11,800 55,828 573.1%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △33,757 △30,405 9.9%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 30,151 △46,508 △254.2%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 67,556 47,905 △29.1%

各指標の増減について

売上高は半導体市場の低迷や一部子会社の連結除外により減少しましたが、セメントや化学品の国内販売価格修正や製造コストの改善により、経常利益や純利益は大幅に増加しました。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期 (予測) 当期比(%)
売上高 (百万円) 341,990 400,000 16.9%
営業利益 (百万円) 25,637 45,000 75.5%
成長事業の売上高成長率 (CAGR) 8.5% 10%以上 1.5ポイント
ROE (%) 7.4% 11%以上 3.6ポイント

見通しの増減について

今後の見通しとして、成長事業への投資を強化し、売上高や営業利益の大幅な増加を見込んでいます。また、ROEの向上も目指しています。

まとめ

当社の業績は、半導体市場の低迷や一部子会社の連結除外により売上高が減少しましたが、セメントや化学品の国内販売価格修正や製造コストの改善により、経常利益や純利益は大幅に増加しました。今後も成長事業への投資を強化し、売上高や営業利益の大幅な増加を見込んでいます。全体として、当社の現状と見通しは好調と言えます。


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