| 企業名 | 株式会社いなげや |
|---|---|
| URL | https://www.inageya.co.jp/ |
| 業種 | 小売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 8981.0 |
| 所在地 | 立川市栄町六丁目１番地の１ |
企業概要
当社グループは、スーパーマーケットおよびドラッグストア事業を柱とした小売事業ならびに小売支援事業を行っています。主要な事業としては、生鮮食品・加工食品・日用雑貨などの販売を行うスーパーマーケット事業、医薬品・化粧品・日用雑貨・食品などの販売を行うドラッグストア事業があります。
各事業の内容と状況
スーパーマーケット事業では、生鮮食品や惣菜、インストアベーカリーの強化を図り、既存店客数が前期比3.0%増と伸長しました。ドラッグストア事業では、新規出店や改装、EC拡大による販売チャネル強化を行い、セグメント別売上高は前期比5.8%増となりました。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均パートタイマー雇用者数(名) |
|---|---|---|
| スーパーマーケット事業 | 2002 | 10,067 |
| ドラッグストア事業 | 510 | 1,804 |
| 小売支援事業 | 111 | 212 |
| 合計 | 2623 | 12,083 |
従業員の平均年齢は46.5歳、平均勤続年数は21.6年、平均年間給与は540.2万円です。
関連企業
主要な関連企業として、ドラッグストア事業を行う株式会社ウェルパーク、食品卸し・惣菜製造を行う株式会社サンフードジャパン、店舗の企画・設計・保守を行う株式会社サビアコーポレーションなどがあります。
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 237,953 | 250,594 | 5.3 |
| 経常利益 (百万円) | 2,184 | 2,892 | 32.4 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | -2,105 | 497 | 123.6 |
| 包括利益 (百万円) | -1,209 | 1,733 | 243.3 |
| 純資産額 (百万円) | 54,980 | 56,016 | 1.9 |
| 総資産額 (百万円) | 97,451 | 102,320 | 5.0 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比5.3%増加し、250,594百万円となりました。これは、既存店客数の増加や新規出店の効果によるものです。経常利益は32.4%増加し、2,892百万円となりましたが、これは効率化施策の成果が現れたためです。親会社株主に帰属する当期純利益は497百万円となり、前年の損失から大幅に改善しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 250,594 | 247,000 | -1.4 |
| 経常利益 (百万円) | 2,892 | 2,500 | -13.6 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 497 | 600 | 20.7 |
見通しの増減について
売上高は若干の減少が予想されますが、これは市場環境の変動や競争の激化によるものです。経常利益も減少が見込まれますが、効率化施策の継続により一定の利益を確保する見通しです。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は増加が見込まれ、これは新規事業の展開やコスト削減の効果が期待されるためです。
まとめ
当社グループの業績は、売上高や経常利益が増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に改善しました。今後の見通しとしては、売上高と経常利益の若干の減少が予想されますが、新規事業の展開や効率化施策の継続により、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が期待されます。全体として、当社グループの現状と見通しは好調であると評価できます。
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