2024-06-26有価証券報告書 東洋埠頭株式会社

企業名 東洋埠頭株式会社
URL https://www.toyofuto.co.jp/
業種 倉庫・運輸関連業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 8260.0
所在地 中央区晴海一丁目8番8号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、物流事業(倉庫業、港湾運送業、自動車運送業、国際運送取扱業等)及びその関連事業を行っています。国内外に広がる物流ネットワークを活用し、多様な物流サービスを提供しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は大きく分けて国内総合物流事業と国際物流事業の2つに分かれます。

  • 国内総合物流事業: 倉庫業、港湾運送業、自動車運送業などを含みます。倉庫業では、普通倉庫や冷蔵倉庫などで貨物の保管を行い、港湾運送業では大型荷役機械を使用してばら貨物の海陸一貫作業を行います。自動車運送業では貨物自動車による輸配送を行います。
  • 国際物流事業: 国際輸送、倉庫、通関を主とする業務を行います。主要な拠点はロシアや中国にあります。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
国内総合物流事業 705 48
国際物流事業 130 0
合計 835 48

提出会社の従業員数は320人で、平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は19.9年、平均年間給与は7,528,735円です。

関連企業

  • ㈱東洋埠頭青果センター: 国内総合物流事業を行い、当社は運転資金を貸付けています。
  • ㈱東洋トランス: 国際物流事業を行い、当社は運転資金を借入れています。
  • 東京東洋埠頭㈱: 国内総合物流事業を行い、当社は運転資金を貸付けています。
  • 鹿島東洋埠頭㈱: 国内総合物流事業を行い、当社は運転資金を借入れています。
  • 志布志東洋埠頭㈱: 国内総合物流事業を行い、当社は運転資金を借入れています。
  • 東永運輸㈱: 国内総合物流事業を行い、当社は運転資金を借入れています。
  • OOO東洋トランス: ロシアを拠点に国際物流事業を行います。
  • OOOTB東洋トランス: ロシアを拠点に国際物流事業を行います。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
営業収入 (百万円) 38086 34697 -8.9%
経常利益 (百万円) 1846 1152 -37.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1266 980 -22.5%
包括利益 (百万円) 1601 3265 +104.0%
純資産額 (百万円) 23885 26551 +11.2%
総資産額 (百万円) 46313 48435 +4.6%

各指標の増減について

営業収入は前期比で8.9%減少しました。これは、全般的な荷動きの低迷や海上運賃の下落が影響しています。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ37.6%、22.5%減少しました。一方で、包括利益は104.0%増加し、純資産額も11.2%増加しました。これは、投資有価証券の評価益が大きく寄与しています。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期見通し 当期比(%)
営業収入 (百万円) 34697 36000 +3.8%
営業利益 (百万円) 978 1200 +22.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 980 1000 +2.0%

見通しの増減について

2025年3月期の見通しでは、営業収入が3.8%増加し、営業利益は22.7%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益も2.0%増加する見通しです。これらの増加は、新たな収益の柱となる新規業務の本格稼働や施設設備の更新、人材の確保及び育成体制の整備によるものです。

まとめ

当社グループの業績は、全般的な荷動きの低迷や海上運賃の下落により減収減益となりましたが、投資有価証券の評価益により包括利益は大幅に増加しました。今後の見通しでは、新規業務の本格稼働や施設設備の更新、人材の確保及び育成体制の整備により、営業収入や営業利益の増加が見込まれます。総じて、現状は厳しいものの、将来的には回復基調にあると評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。