企業名 | 昭栄薬品株式会社 |
---|---|
URL | https://www.shoei-yakuhin.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 248.0 |
所在地 | 大阪市中央区安土町一丁目5番1号 |
企業概要
当社グループは、天然油脂由来の油脂化学品(オレオケミカル)を主な取扱商品とする化学品事業を中心に、日用品事業、土木建設資材事業を展開しています。オレオケミカルは再生産が可能で環境負荷が低いことが特徴です。
各事業の内容と状況
化学品事業
化学品事業では、脂肪酸、脂肪アミン、脂肪アルコール、グリセリンなどのオレオケミカルを取り扱っています。これらは界面活性剤の原材料として使用され、家庭用や工業用の最終製品メーカーに販売されています。主要な仕入先は花王株式会社で、同社の国内主要代理店として活動しています。
日用品事業
日用品事業では、家庭用洗剤や業務用洗浄剤などを取り扱っています。「安心・安全」をテーマにした商品企画を得意としており、OEMで商品を販売しています。
土木建設資材事業
土木建設資材事業では、地盤改良やコンクリート補修補強工法に使用する材料・添加剤を取り扱っています。環境負荷に配慮した薬剤提案を強みとしており、ゼネコン等と共同で特許権を取得するなどして優位性を持っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 従業員数(人) |
---|---|---|
化学品事業 | 47 | (2) |
日用品事業 | 5 | (―) |
土木建設資材事業 | 4 | (―) |
全社(共通) | 20 | (5) |
合計 | 76 | (7) |
従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は年間の平均人員を()外数で記載しています。
関連企業
当社グループには、昭栄祥(上海)貿易有限公司(中国)とSHOEI TRADING (THAILAND) CO.,LTD.(タイ)の2つの連結子会社があります。これらの子会社は化学品事業を行っており、当社取扱商品の販売や仕入を行っています。
業績
項目 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 24,529,038 | 22,595,830 | -7.9 |
経常利益 (千円) | 673,545 | 651,730 | -3.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 484,559 | 491,913 | 1.5 |
包括利益 (千円) | 628,134 | 880,610 | 40.2 |
純資産額 (千円) | 7,370,220 | 8,137,534 | 10.4 |
総資産額 (千円) | 14,798,019 | 16,815,943 | 13.6 |
各指標の増減について
売上高は前期比7.9%減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は1.5%増加しました。包括利益は40.2%増加し、純資産額も10.4%増加しました。これらの増加は、主に保有投資有価証券の時価変動によるものです。
今後の見通し
項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期予算 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 22,595,830 | 22,677,000 | 0.4 |
売上総利益 (千円) | 1,891,600 | 1,828,000 | -3.3 |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は前期比0.4%増加する見込みですが、売上総利益は3.3%減少する見込みです。これは、欧米の金融引締めによる景気減速感や中国経済の低成長が予想されるためです。
まとめ
当社グループの業績は、売上高が減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益や包括利益は増加しました。今後の見通しとしては、売上高の微増が見込まれる一方で、売上総利益の減少が予想されます。全体として、現状はやや不調ですが、今後の市場環境の変化に対応することで、業績の改善が期待されます。
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