2024-06-26有価証券報告書 日本食品化工株式会社

企業名 日本食品化工株式会社
URL https://www.nisshoku.co.jp/
業種 食料品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1600.0
所在地 千代田区丸の内一丁目6番5号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、とうもろこし等の加工製品及びその二次加工製品の製造販売を主な事業としています。さらに、これらに附帯する原材料等の購入、技術輸出、運送業なども行っています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の4つの部門に分かれています。

  • 澱粉部門: 食品用途や製紙を中心とした一般工業分野で利用される澱粉製品を製造・販売。
  • 糖化品部門: 清涼飲料や酒類、食品、調味料などに使用される糖化製品を製造・販売。
  • ファインケミカル部門: 化粧品や医薬品などに使用される高付加価値製品を製造・販売。
  • 副産物部門: コーンオイルなどの副産物を製造・販売。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
433 41歳9ヶ月 18年0ヶ月 8,060

当社には324名の組合員をもつ労働組合があり、労使関係は安定しています。

関連企業

当社の関連企業には以下の企業があります。

  • 三菱商事株式会社: 当社製品の販売代理店であり、主要原料等の販売も行っています。
  • Asia Modified Starch Co., Ltd.: タピオカ澱粉等の製造販売を行い、当社に製品を供給しています。
  • ミナト流通サービス株式会社: 当社製品の輸送を担当しています。

業績

指標 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 45,265 45,060 50,610 64,612 66,676 3.2
経常利益(百万円) 284 1,673 1,859 3,341 3,008 -10.0
当期純利益(百万円) 238 1,229 1,370 2,605 2,434 -6.6

各指標の増減について

売上高は前期比3.2%増加しましたが、経常利益と当期純利益はそれぞれ10.0%と6.6%減少しました。これは、原料とうもろこし及び原油相場高騰による製造費用の上昇が主な要因です。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 66,676 62,500 -6.3
経常利益(百万円) 3,008 1,700 -43.5
当期純利益(百万円) 2,434 1,300 -46.6

見通しの増減について

次期の売上高、経常利益、当期純利益はそれぞれ6.3%、43.5%、46.6%の減少が予測されています。これは、原料価格の高騰や市場競争の激化が主な要因です。

まとめ

当社の業績は、売上高が増加している一方で、経常利益と当期純利益は減少しています。これは、原料価格の高騰や市場競争の激化が影響しています。今後の見通しとしては、売上高、経常利益、当期純利益の減少が予測されており、厳しい経営環境が続くと考えられます。しかし、当社は高付加価値製品の開発や新市場の開拓に注力しており、長期的には企業価値の向上が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。