| 企業名 | 日本電波工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.ndk.com/jp/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 5596.0 |
| 所在地 | 渋谷区笹塚一丁目４７番１号 |
企業概要
当社グループは、水晶デバイスの製造と販売を行う企業です。国内外に子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。主要製品は水晶振動子、水晶発振器、その他応用機器などです。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に以下の3つに分かれます。
- 水晶振動子: スマートフォンや民生向けの販売が減少しましたが、車載向けの販売は増加しました。
- 水晶発振器: 車載のADAS向けで販売が増加しましたが、データセンターや基地局向けの販売が減少しました。
- その他: 高級カメラ向け光学製品や特殊機器の販売が増加しました。
従業員について
| 部門の名称 | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|---|
| 製造部門 | 376 | 42.9 | 16.4 | 6468 |
| 管理部門 | 208 | |||
| 販売部門 | 94 |
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです。
- 古川エヌ・デー・ケー㈱: 水晶振動子等の製造を担当。
- ASIAN NDK CRYSTAL SDN. BHD.: 水晶振動子等の製造と販売を担当。
- NDK AMERICA, INC.: 北米地域での販売を担当。
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 52,508 | 50,309 | -4.2 |
| 税引前当期利益 (百万円) | 7,450 | 3,129 | -58.0 |
| 当期利益 (百万円) | 6,181 | 2,334 | -62.2 |
各指標の増減について
売上高は前期比で4.2%減少しました。これはスマートフォンや民生向けの販売が減少したためです。税引前当期利益と当期利益もそれぞれ58.0%と62.2%減少しました。これには人件費やDX費用の増加が影響しています。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期 (予想) | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 50,309 | 55,000 | +9.3 |
| 税引前当期利益 (百万円) | 3,129 | 4,500 | +43.8 |
| 当期利益 (百万円) | 2,334 | 3,200 | +37.1 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は9.3%増加すると予想されています。これは車載向けや5G関連事業の売上拡大が期待されるためです。税引前当期利益と当期利益もそれぞれ43.8%と37.1%増加すると見込まれています。
まとめ
当社の業績は、スマートフォンや民生向けの販売減少により一時的に低迷しましたが、車載向けや5G関連事業の成長が期待されています。今後の見通しも明るく、売上高や利益の増加が見込まれています。総じて、当社の現状と見通しは好調と言えるでしょう。
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