企業名 | 川崎重工業株式会社 |
---|---|
URL | https://www.khi.co.jp/ |
業種 | 輸送用機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 104484.0 |
所在地 | 神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 |
企業概要
当社グループは、当社(提出会社)、子会社129社及び関連会社(共同支配企業を含む)28社により構成されており、航空宇宙システム事業、車両事業、エネルギーソリューション&マリン事業、精密機械・ロボット事業、パワースポーツ&エンジン事業及びその他事業を営んでいます。
各事業の内容と状況
当社グループの主な事業内容と現状は以下の通りです。
- 航空宇宙システム事業: 航空機、航空機用エンジン、宇宙関連機器等の製造・販売。防衛省向けの需要増加が期待され、民間航空機の需要も回復しています。
- 車両事業: 鉄道車両、除雪機械等の製造・販売。国内外で鉄道車両への投資が再開しています。
- エネルギーソリューション&マリン事業: エネルギー関連機器・システム、水素関連設備、舶用推進関連機器・システム、プラント関連機器・システム、船舶、破砕機等の製造・販売。カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが進行中です。
- 精密機械・ロボット事業: 油圧機器、産業用ロボット等の製造・販売。中国市場の低迷が影響していますが、他地域での需要は堅調です。
- パワースポーツ&エンジン事業: 二輪車、オフロード四輪車、パーソナルウォータークラフト、汎用ガソリンエンジン等の製造・販売。主要市場での需要は堅調ですが、競争が激化しています。
- その他事業: 商業、販売・受注の仲介・斡旋、福利施設の管理等。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
航空宇宙システム | 8242 |
車両 | 3715 |
エネルギーソリューション&マリン | 8737 |
精密機械・ロボット | 4111 |
パワースポーツ&エンジン | 11067 |
その他 | 2258 |
全社共通 | 1559 |
合計 | 39689 |
提出会社の従業員数は14111名で、平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は15.3年、平均年間給与は8096361円です。
関連企業
当社グループには、以下の主要な関連企業があります。
- 日本飛行機㈱
- 川崎車両㈱
- Kawasaki Rail Car, Inc.
- 川重冷熱工業㈱
- ㈱カワサキマシンシステムズ
- ㈱アーステクニカ
- Flutek, Ltd.
- カワサキモータース㈱
- ㈱カワサキモータースジャパン
- Kawasaki Motors Corp., U.S.A.
業績
指標 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|
売上収益 (百万円) | 1500879 | 1725609 | 1849287 | +7.2 |
事業利益 (百万円) | 30366 | 82355 | 46201 | -43.9 |
税引前利益 (百万円) | 27670 | 70349 | 31980 | -54.6 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 12638 | 53029 | 25377 | -52.2 |
親会社の所有者に帰属する当期包括利益 (百万円) | 47186 | 78785 | 71009 | -9.9 |
各指標の増減について
売上収益は前期比7.2%増加しましたが、事業利益は43.9%減少しました。これは、航空宇宙システム事業やパワースポーツ&エンジン事業での悪化が主な要因です。税引前利益も54.6%減少し、親会社の所有者に帰属する当期利益も52.2%減少しました。
今後の見通し
指標 | 2023年度 | 2024年度見通し | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上収益 (百万円) | 1849287 | 2000000 | +8.1 |
事業利益 (百万円) | 46201 | 116000 | +151.0 |
税引前利益 (百万円) | 31980 | 90000 | +181.4 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) | 25377 | 70000 | +175.8 |
見通しの増減について
2024年度の見通しでは、売上収益が8.1%増加し、事業利益は151.0%増加する見込みです。税引前利益も181.4%増加し、親会社の所有者に帰属する当期利益は175.8%増加する見込みです。これらの増加は、防衛案件の増加や航空旅客需要の回復、パワースポーツ&エンジン事業の拡販が主な要因です。
まとめ
当社グループの業績は、売上収益が増加している一方で、事業利益や税引前利益は減少しています。しかし、今後の見通しでは大幅な増益が期待されており、防衛案件や航空旅客需要の回復、パワースポーツ&エンジン事業の拡販がその要因となっています。全体として、当社グループの現状はやや不調ですが、今後の見通しは非常に好調です。
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | 日本ピストンリング株式会社 |
No.2 | 本田技研工業株式会社 |
No.3 | 靜甲株式会社 |
No.4 | 双日株式会社 |
No.5 | トヨタ自動車株式会社 |
No.6 | 岡部株式会社 |
No.7 | 株式会社豊田自動織機 |
No.8 | いすゞ自動車株式会社 |
No.9 | 愛三工業株式会社 |
No.10 | 八千代工業株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。