| 企業名 | 京極運輸商事株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kyogoku.co.jp/ |
| 業種 | 陸運業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 160.0 |
| 所在地 | 中央区日本橋浜町一丁目２番１号 |
企業概要
当社グループは、京極運輸商事株式会社を中心に、子会社2社および関連会社1社で構成されています。主な事業は国内輸送事業、国際物流事業、ドラム缶・ペール缶事業、エネルギー事業、タンク洗浄事業の5つです。創業は1891年で、石油製品や液体化学品の運送を中心に事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の通りです：
- 国内輸送事業：主に関東一円で石油類や化学製品の輸送を行っています。
- 国際物流事業：港湾荷役や倉庫保管を行い、輸出入貨物の取扱いをしています。
- ドラム缶・ペール缶事業：石油類容器の販売と配送を行っています。
- エネルギー事業：石油製品の賃貸借および売買を行っています。
- タンク洗浄事業：石油・化学製品の貯蔵タンクの洗浄や修理を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
|---|---|
| 国内輸送事業 | 214 |
| 国際物流事業 | 32 |
| ドラム缶・ペール缶事業 | 6 |
| エネルギー事業 | 0 |
| タンク洗浄事業 | 16 |
| 全社(共通) | 35 |
| 合計 | 303 |
提出会社の従業員数は287人で、平均年齢は48.1歳、平均勤続年数は12.5年、平均年間給与は5,450,661円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- 京極石油株式会社：エネルギー事業を担当。
- 日本タンクサービス株式会社：タンク洗浄事業を担当。
- 弥生京極社：国内輸送事業を担当。
- ENEOSホールディングス株式会社：グループ会社の経営管理業務を担当。
業績
| 指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 9,052,033 | 8,698,923 | 8,969,767 | 8,725,464 | 8,414,200 | -3.6% |
| 経常利益 (千円) | 164,518 | 219,406 | 204,088 | 89,117 | 123,328 | 38.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 117,324 | 154,270 | 153,007 | 61,930 | 60,038 | -3.1% |
| 包括利益 (千円) | -14,851 | 458,101 | 7,561 | 190,443 | 488,251 | 156.4% |
| 純資産額 (千円) | 3,365,406 | 3,805,001 | 3,791,947 | 3,945,565 | 4,348,673 | 10.2% |
| 総資産額 (千円) | 7,384,573 | 7,928,839 | 7,661,051 | 7,488,589 | 8,072,907 | 7.8% |
各指標の増減について
売上高は国内輸送事業と国際物流事業の減少により、前期比で3.6%減少しました。一方、経常利益は補償金や受取配当金の増加により38.4%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益はわずかに減少しましたが、包括利益は大幅に増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月 (予想) | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 8,414,200 | 9,114,000 | 8.3% |
| 営業利益 (千円) | 33,000 | 201,000 | 509.1% |
| 経常利益 (千円) | 123,328 | 245,000 | 98.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 60,038 | 171,000 | 184.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高は8.3%の増加を見込んでいます。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も大幅な増加が予想されています。これは、既存事業の強化や業務の効率化が進むことによるものです。
まとめ
当社の業績は、国内輸送事業と国際物流事業の減少により一時的に低迷しましたが、補償金や受取配当金の増加により経常利益は増加しました。今後の見通しとしては、売上高や利益の大幅な増加が予想されており、全体的に好調な状況が続くと見られます。アナリストとしては、当社の今後の成長に期待が持てると評価します。
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