| 企業名 | ホシデン株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.hosiden.com/ |
| 業種 | 電気機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 13660.0 |
| 所在地 | 八尾市北久宝寺１丁目４番３３号 |
企業概要
当社グループは、電子部品の開発および製造販売を主たる事業としています。主要な製品にはコネクタ、ジャック、スイッチ、マイクロホン、ヘッドホン、タッチパネルなどが含まれます。国内外のセットメーカーへ直接または販売拠点を通じて供給しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は「機構部品」「音響部品」「表示部品」「複合部品その他」の4つのセグメントに分かれています。
- 機構部品: コネクタ、ジャック、スイッチなどを製造。アミューズメント関連向けが減少し、売上高は184,874百万円（前期比25.5％減）。
- 音響部品: マイクロホン、ヘッドホン、スピーカーなどを製造。AV機器関連向け、自動車関連向けが増加し、売上高は20,183百万円（前期比19.4％増）。
- 表示部品: タッチパネルなどを製造。自動車関連向けが減少し、売上高は2,481百万円（前期比36.4％減）。
- 複合部品その他: 複合機器などを製造。アミューズメント関連向けが増加し、売上高は11,371百万円（前期比35.8％増）。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 機構部品 | 4717 |
| 音響部品 | 952 |
| 表示部品 | 119 |
| 複合部品その他 | 470 |
| 全社（共通） | 581 |
| 合計 | 6839 |
従業員数は前期比で2,189名減少しました。主な理由は機構部品における生産調整対応によるものです。
関連企業
当社グループには、国内外に多数の関連企業があります。主要な関連企業は以下の通りです。
- ホシデン精工株式会社（大阪府柏原市）
- ホシデン九州株式会社（福岡県鞍手郡）
- ホシデンエフ・ディ株式会社（滋賀県愛知郡）
- ホシデン和歌山株式会社（和歌山県有田郡）
- ホシデン化成株式会社（滋賀県愛知郡）
- ホシデンサービス株式会社（大阪府八尾市）
- 韓国星電株式会社（大韓民国慶尚南道昌原市）
- 香港星電有限会社（香港）
- ホシデンアメリカ株式会社（アメリカ合衆国イリノイ州）
- ホシデンシンガポール（私）（シンガポール）
- ホシデンマレーシア（私）（マレーシア）
- ホシデンベソン株式会社（イギリス）
- ホシデンヨーロッパ有限会社（ドイツ）
- 青島星電電子有限会社（中国山東省青島市）
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 277,244 | 218,910 | -21.0 |
| 経常利益 (百万円) | 18,984 | 18,160 | -4.3 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 12,637 | 11,632 | -8.0 |
| 包括利益 (百万円) | 14,477 | 14,702 | 1.6 |
| 純資産額 (百万円) | 126,753 | 134,870 | 6.4 |
| 総資産額 (百万円) | 179,993 | 175,008 | -2.8 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で21.0％減少しました。これは主にアミューズメント関連向けの売上が大幅に減少したためです。経常利益は4.3％減少しましたが、これは円安による利益押上げ効果が前年度ほどではなかったためです。親会社株主に帰属する当期純利益も8.0％減少しました。一方、包括利益は1.6％増加し、純資産額も6.4％増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 218,910 | 230,000 | 5.1 |
| 経常利益 (百万円) | 18,160 | 19,000 | 4.6 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 11,632 | 12,500 | 7.5 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は5.1％増加、経常利益は4.6％増加、親会社株主に帰属する当期純利益は7.5％増加すると予測されています。これは、移動体通信関連市場や自動車関連市場の需要が引き続き堅調であることを見込んでいます。
まとめ
当社の業績は、アミューズメント関連向けの売上減少により一時的に低迷しましたが、音響部品や複合部品その他のセグメントでの増収が見込まれています。今後の見通しも明るく、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が予測されています。全体として、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。
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