2024-06-26有価証券報告書 トーヨーカネツ株式会社

企業名 トーヨーカネツ株式会社
URL https://www.toyokanetsu.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 18580.0
所在地 江東区南砂二丁目11番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、物流システム及び機械・プラントの企画、開発、設計、製作、施工、販売を主体とし、各事業に関連するリース、メンテナンスなどの事業活動を展開しています。また、産業用設備・機器の製造・販売、建築請負、不動産賃貸・管理、アスベスト等の調査・測定・分析及び環境測定機器の保守管理、その他のサービス等の事業も営んでいます。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の4つのセグメントに分かれています。

  • 物流ソリューション事業: 製造・販売からメンテナンスまで一貫して行い、子会社の株式会社スクラムソフトウェアがコンピューターシステムの設計・開発・製造及び販売を行っています。
  • プラント事業: 各種貯蔵タンクのメンテナンス業務を行い、子会社のTKKプラントエンジ株式会社が人材派遣及び教育を行っています。
  • 次世代エネルギー開発事業: 各種貯蔵タンクを製造・販売し、インドネシアやマレーシアでの製造・販売も行っています。
  • みらい創生事業: 産業用設備・機器の製造・販売、建築請負、環境調査・分析などを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用人員(人)
物流ソリューション事業 417 104
プラント事業 66 48
次世代エネルギー開発事業 129 90
みらい創生事業 431 69
その他 14 1
全社(共通) 100 21
合計 1157 333

提出会社の従業員数は596人で、平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は15.3年、平均年間給与は6,710,732円です。

関連企業

当社グループには以下の関連企業があります。

  • トーヨーコーケン株式会社(山梨県南アルプス市)
  • トーヨーカネツビルテック株式会社(東京都江東区)
  • 株式会社トーヨーサービスシステム(東京都江東区)
  • 環境リサーチ株式会社(東京都八王子市)
  • 環境計測株式会社(京都府京都市)
  • TKKプラントエンジ株式会社(東京都江東区)
  • 株式会社スクラムソフトウェア(大阪府大阪市)
  • トーヨーカネツインドネシア社(インドネシア国ジャカルタ)
  • トーヨーカネツマレーシア社(マレーシア国ビンツル)
  • トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー投資事業組合(東京都江東区)
  • トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー2号投資事業組合(東京都江東区)

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 47351 53787 13.6%
経常利益 (百万円) 2896 3579 23.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 2378 3554 49.5%
包括利益 (百万円) 3071 2136 -30.5%
純資産額 (百万円) 38087 37752 -0.9%
総資産額 (百万円) 64001 67891 6.1%
1株当たり純資産額 (円) 4708.95 4894.51 3.9%
1株当たり当期純利益金額 (円) 293.63 456.13 55.4%
自己資本比率 (%) 59.5 55.6 -6.6%
自己資本利益率 (%) 6.4 9.4 46.9%
株価収益率 (倍) 8.9 9.9 11.2%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 1105 -739 -166.9%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 826 -1045 -226.5%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -3719 3120 183.9%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 6921 8285 19.7%

各指標の増減について

売上高は物流ソリューション事業の好調が牽引し、プラント事業も堅調に推移したため、13.6%増加しました。経常利益は23.6%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は49.5%増加しました。包括利益は30.5%減少しましたが、これは一時的な要因によるものです。純資産額は0.9%減少しましたが、総資産額は6.1%増加しました。1株当たり純資産額は3.9%増加し、1株当たり当期純利益金額は55.4%増加しました。自己資本比率は6.6%減少しましたが、自己資本利益率は46.9%増加しました。株価収益率は11.2%増加しました。営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスに転じましたが、投資活動によるキャッシュ・フローもマイナスに転じました。財務活動によるキャッシュ・フローはプラスに転じ、現金及び現金同等物の期末残高は19.7%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予想) 当期比(%)
売上高 (百万円) 53787 58500 8.7%
営業利益 (百万円) 3090 3400 10.0%
経常利益 (百万円) 3579 3800 6.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 3554 4000 12.6%
ROE (%) 9.4 7.0 -25.5%

見通しの増減について

売上高は物流ソリューション事業の成長が続くと予想され、8.7%増加する見込みです。営業利益は10.0%増加し、経常利益は6.2%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は12.6%増加する見込みです。ROEは25.5%減少する見込みですが、これは一時的な要因によるものです。

まとめ

当社グループの業績は、物流ソリューション事業の好調が牽引し、プラント事業も堅調に推移しています。今後も物流ソリューション事業の成長が続くと予想され、全体的な業績は好調を維持する見込みです。ROEの減少は一時的な要因によるものであり、長期的には安定した成長が期待されます。


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