企業名 | トーヨーカネツ株式会社 |
---|---|
URL | https://www.toyokanetsu.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 18580.0 |
所在地 | 江東区南砂二丁目11番1号 |
企業概要
当社グループは、物流システム及び機械・プラントの企画、開発、設計、製作、施工、販売を主体とし、各事業に関連するリース、メンテナンスなどの事業活動を展開しています。また、産業用設備・機器の製造・販売、建築請負、不動産賃貸・管理、アスベスト等の調査・測定・分析及び環境測定機器の保守管理、その他のサービス等の事業も営んでいます。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の4つのセグメントに分かれています。
- 物流ソリューション事業: 製造・販売からメンテナンスまで一貫して行い、子会社の株式会社スクラムソフトウェアがコンピューターシステムの設計・開発・製造及び販売を行っています。
- プラント事業: 各種貯蔵タンクのメンテナンス業務を行い、子会社のTKKプラントエンジ株式会社が人材派遣及び教育を行っています。
- 次世代エネルギー開発事業: 各種貯蔵タンクを製造・販売し、インドネシアやマレーシアでの製造・販売も行っています。
- みらい創生事業: 産業用設備・機器の製造・販売、建築請負、環境調査・分析などを行っています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用人員(人) |
---|---|---|
物流ソリューション事業 | 417 | 104 |
プラント事業 | 66 | 48 |
次世代エネルギー開発事業 | 129 | 90 |
みらい創生事業 | 431 | 69 |
その他 | 14 | 1 |
全社(共通) | 100 | 21 |
合計 | 1157 | 333 |
提出会社の従業員数は596人で、平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は15.3年、平均年間給与は6,710,732円です。
関連企業
当社グループには以下の関連企業があります。
- トーヨーコーケン株式会社(山梨県南アルプス市)
- トーヨーカネツビルテック株式会社(東京都江東区)
- 株式会社トーヨーサービスシステム(東京都江東区)
- 環境リサーチ株式会社(東京都八王子市)
- 環境計測株式会社(京都府京都市)
- TKKプラントエンジ株式会社(東京都江東区)
- 株式会社スクラムソフトウェア(大阪府大阪市)
- トーヨーカネツインドネシア社(インドネシア国ジャカルタ)
- トーヨーカネツマレーシア社(マレーシア国ビンツル)
- トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー投資事業組合(東京都江東区)
- トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー2号投資事業組合(東京都江東区)
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 47351 | 53787 | 13.6% |
経常利益 (百万円) | 2896 | 3579 | 23.6% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 2378 | 3554 | 49.5% |
包括利益 (百万円) | 3071 | 2136 | -30.5% |
純資産額 (百万円) | 38087 | 37752 | -0.9% |
総資産額 (百万円) | 64001 | 67891 | 6.1% |
1株当たり純資産額 (円) | 4708.95 | 4894.51 | 3.9% |
1株当たり当期純利益金額 (円) | 293.63 | 456.13 | 55.4% |
自己資本比率 (%) | 59.5 | 55.6 | -6.6% |
自己資本利益率 (%) | 6.4 | 9.4 | 46.9% |
株価収益率 (倍) | 8.9 | 9.9 | 11.2% |
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | 1105 | -739 | -166.9% |
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | 826 | -1045 | -226.5% |
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | -3719 | 3120 | 183.9% |
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) | 6921 | 8285 | 19.7% |
各指標の増減について
売上高は物流ソリューション事業の好調が牽引し、プラント事業も堅調に推移したため、13.6%増加しました。経常利益は23.6%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は49.5%増加しました。包括利益は30.5%減少しましたが、これは一時的な要因によるものです。純資産額は0.9%減少しましたが、総資産額は6.1%増加しました。1株当たり純資産額は3.9%増加し、1株当たり当期純利益金額は55.4%増加しました。自己資本比率は6.6%減少しましたが、自己資本利益率は46.9%増加しました。株価収益率は11.2%増加しました。営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスに転じましたが、投資活動によるキャッシュ・フローもマイナスに転じました。財務活動によるキャッシュ・フローはプラスに転じ、現金及び現金同等物の期末残高は19.7%増加しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 53787 | 58500 | 8.7% |
営業利益 (百万円) | 3090 | 3400 | 10.0% |
経常利益 (百万円) | 3579 | 3800 | 6.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3554 | 4000 | 12.6% |
ROE (%) | 9.4 | 7.0 | -25.5% |
見通しの増減について
売上高は物流ソリューション事業の成長が続くと予想され、8.7%増加する見込みです。営業利益は10.0%増加し、経常利益は6.2%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は12.6%増加する見込みです。ROEは25.5%減少する見込みですが、これは一時的な要因によるものです。
まとめ
当社グループの業績は、物流ソリューション事業の好調が牽引し、プラント事業も堅調に推移しています。今後も物流ソリューション事業の成長が続くと予想され、全体的な業績は好調を維持する見込みです。ROEの減少は一時的な要因によるものであり、長期的には安定した成長が期待されます。
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