| 企業名 | ダイニチ工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.dainichi-net.co.jp/ |
| 業種 | 金属製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 4058.0 |
| 所在地 | 新潟市南区北田中７８０番地６ |
企業概要
当社は暖房機器（石油暖房機器、電気暖房機器、ガス暖房機器）・環境機器（加湿器、空気清浄機、燃料電池ユニット）・その他（部品、コーヒー機器他）の製造・販売を主たる業務としています。企業集団を構成する関係会社はありません。
各事業の内容と状況
当社の主力事業は石油暖房機器と加湿器事業です。これらの事業は冬季の天候や気温に大きく影響されます。石油暖房機器事業では、国内外での需要に応じた生産計画を立て、効率的な経営を行っています。また、高付加価値機種の売上高構成比率を高めることで収益の向上を図っています。
環境機器事業では、加湿器や空気清浄機の販売が好調で、特に加湿器の新モデルが市場で高評価を得ています。燃料電池ユニットも新型モデルの開発に成功し、省エネ効果が期待されています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（円） |
|---|---|---|---|
| 490（26） | 42.1 | 19.9 | 5,933,411 |
当社には労働組合はありませんが、従業員の親睦団体「親和会」があり、労使関係は円満です。
関連企業
当社は関係会社を持たない単独企業です。
業績
| 項目 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 19,650 | -7.4 |
| 営業利益（百万円） | 1,100 | -24.0 |
| 経常利益（百万円） | 1,294 | -21.9 |
| 当期純利益（百万円） | 888 | -26.6 |
各指標の増減について
売上高は前期比7.4％減少しました。これは、主力の石油暖房機器の需要が国内外で減少したためです。営業利益、経常利益、当期純利益もそれぞれ減少しましたが、これは主に売上高の減少と原材料価格の上昇によるものです。
今後の見通し
| 項目 | 来期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 20,500 | +4.3 |
| 営業利益（百万円） | 1,300 | +18.2 |
| 経常利益（百万円） | 1,500 | +15.9 |
| 当期純利益（百万円） | 1,100 | +23.9 |
見通しの増減について
来期の売上高は4.3％増加する見込みです。これは、新製品の投入と市場の回復が期待されるためです。営業利益、経常利益、当期純利益もそれぞれ増加する見込みで、特に当期純利益は23.9％増加する見込みです。
まとめ
当社の業績は、主力の石油暖房機器の需要減少により一時的に低迷しましたが、環境機器や新製品の投入により回復基調にあります。今後の見通しも明るく、特に新製品の投入が業績を押し上げる要因となるでしょう。全体として、当社の現状と見通しは好調と評価できます。
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