企業名 | ダイトーケミックス株式会社 |
---|---|
URL | https://www.daitochemix.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2901.0 |
所在地 | 大阪市鶴見区茨田大宮三丁目1番7号 |
企業概要
当社は、化成品事業と環境関連事業を主な事業とする企業です。化成品事業では電子材料、イメージング材料、医薬中間体などを製造・販売し、環境関連事業では産業廃棄物の処理や化学品のリサイクルを行っています。
各事業の内容と状況
化成品事業は、電子材料、イメージング材料、医薬中間体、その他化成品に分かれています。電子材料は半導体やディスプレイ用の材料を提供し、イメージング材料はフィルムやインクジェット用の色材を扱います。医薬中間体は製薬会社向けの材料を供給しています。環境関連事業では、産業廃棄物の処理と化学品のリサイクルを行い、特に電子部品関連のリサイクルが好調です。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
---|---|---|
化成品事業 | 270 | 72 |
環境関連事業 | 34 | 10 |
合計 | 304 | 82 |
平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は16.5年、平均年間給与は639.4万円です。
関連企業
当社の関連企業には、日本エコロジー株式会社(環境関連事業)とディー・エス・エス株式会社(化成品事業)があります。また、韓国にあるDAITO-KISCO Corporationも関連企業で、製品・原料の購入および販売を行っています。
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 16,377 | 15,811 | -3.5% |
経常利益(百万円) | 1,291 | -732 | -156.7% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 922 | -1,005 | -209.0% |
包括利益(百万円) | 1,030 | -521 | -150.6% |
純資産額(百万円) | 15,175 | 14,536 | -4.2% |
総資産額(百万円) | 24,698 | 24,980 | 1.1% |
各指標の増減について
売上高は前期比で3.5%減少しました。これは、半導体材料の需要回復の遅れやディスプレイ材料の需要低迷が主な要因です。経常利益は大幅に減少し、経常損失となりました。これは、持分法適用関連会社における減損損失の影響が大きいです。親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少し、純損失となりました。包括利益も同様に減少しています。一方で、総資産額はわずかに増加しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期(予測) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 15,811 | 16,500 | 4.4% |
経常利益(百万円) | -732 | 500 | 168.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | -1,005 | 300 | 129.9% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は4.4%の増加が見込まれています。これは、半導体材料やディスプレイ材料の需要回復が期待されるためです。経常利益も回復し、500百万円の利益が見込まれています。親会社株主に帰属する当期純利益も300百万円の黒字が予測されています。
まとめ
当社の業績は、2024年3月期において減少傾向にありましたが、今後の見通しは回復基調にあります。特に半導体材料やディスプレイ材料の需要回復が期待されており、経常利益や当期純利益も改善する見込みです。全体として、現状はやや不調ですが、今後の見通しは明るいと言えます。
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