企業名 | ダイジェット工業株式会社 |
---|---|
URL | https://www.dijet.co.jp/ |
業種 | 機械 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 3099.0 |
所在地 | 大阪市平野区加美東2丁目1番18号 |
企業概要
当社グループは、超硬工具の製造販売を主な事業とし、米国とドイツに子会社を持ち、関連会社として中国に製造拠点を有しています。主要製品には焼肌チップ、切削工具、耐摩耗工具があり、これらの製品は国内外で広く使用されています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下のように分類されます:
- 焼肌チップ: 当社が直接受注し、生産・販売を行っています。
- 切削工具: 当社が製造し、子会社や代理店を通じて販売しています。
- 耐摩耗工具: 当社および関連会社が製造・販売を行っています。
- その他: 上記製品に関連する工具類を製造・販売しています。
現在、国内販売は減少傾向にありますが、海外販売は微増しています。特に北米と欧州向けの販売が好調です。
従業員について
事業部門等の名称 | 従業員数(名) | 従業員数(名) |
---|---|---|
焼肌チップ製造 | 76 | (25) |
切削工具製造 | 75 | (28) |
耐摩耗工具製造 | 33 | (6) |
全社(共通) | 191 | (28) |
合計 | 375 | (87) |
従業員の平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は20.7年、平均年間給与は5,173千円です。
関連企業
当社の主要な関連企業は以下の通りです:
- DIJET INC.(米国): 超硬工具の販売を行っています。
- DIJET GmbH(ドイツ): 超硬工具の販売を行っています。
- 黛杰漢金(中国): 冷間鍛造金型の製造・販売を行っています。
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 8,803,371 | 8,344,294 | -5.2% |
経常利益 (千円) | 312,192 | 174,263 | -44.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 362,284 | -130,970 | -136.2% |
包括利益 (千円) | 363,179 | 381,606 | +5.1% |
純資産額 (千円) | 7,497,378 | 7,804,659 | +4.1% |
各指標の増減について
売上高は国内販売の減少により5.2%減少しました。経常利益は売上高の減少と売上原価率の悪化により44.2%減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、特定製品にかかる過年度特許権使用料の支払補償金の計上などにより大幅な赤字となりました。一方、包括利益は為替差益の計上などにより5.1%増加しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 8,344,294 | 8,500,000 | +1.9% |
経常利益 (千円) | 174,263 | 200,000 | +14.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | -130,970 | 50,000 | +138.2% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は国内外の市場回復を見込み1.9%増加する予想です。経常利益はコスト削減と効率化の進展により14.8%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、特定製品にかかる過年度特許権使用料の支払補償金の影響がなくなるため、大幅な黒字転換が予想されます。
まとめ
当社の業績は、国内販売の減少と特定製品にかかる過年度特許権使用料の支払補償金の影響で厳しい状況にあります。しかし、海外販売の増加やコスト削減の取り組みが進展しており、今後の見通しは改善が期待されます。特に、親会社株主に帰属する当期純利益の黒字転換が見込まれており、全体としては好調な見通しです。
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