2024-06-26有価証券報告書 スルガ銀行株式会社

企業名 スルガ銀行株式会社
URL https://www.surugabank.co.jp/
業種 銀行業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 30043.0
所在地 沼津市通横町23番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社及び連結子会社6社で構成され、銀行業務を中心に、貸金業務、保証業務、リース業務などの金融サービスに係る事業のほか、事務処理代行業務等を行っております。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の通りです:

  • 銀行業務:預金業務、貸出業務、内国為替業務、証券・投資信託・保険の窓口販売等を行い、これらの業務の取引増進に積極的に取り組んでいます。
  • クレジットカード業務:スルガカード株式会社がクレジットカード業務を担当しています。
  • その他:スルガスタッフサービス株式会社の人材派遣業務、ダイレクトワン株式会社の貸金業務・リース業務・保証業務、株式会社エイ・ピー・アイの印刷業務、スルガ・キャピタル株式会社の投資業務、スルガコンピューターサービス株式会社の事務処理代行業務・システム開発業務があります。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
1209 45.4 21.2 7352

注:従業員数には委任型執行役員2人、嘱託等422人及び臨時従業員418人を含んでおりません。

関連企業

当社グループの関連企業は以下の通りです:

  • スルガスタッフサービス株式会社
  • ダイレクトワン株式会社
  • 株式会社エイ・ピー・アイ
  • スルガカード株式会社
  • スルガ・キャピタル株式会社
  • スルガコンピューターサービス株式会社
  • 株式会社クレディセゾン(資本業務提携)

業績

項目 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
連結経常収益 (百万円) 118,008 99,791 92,072 92,403 91,447
連結経常利益 (百万円) 41,763 23,113 10,596 13,266 20,641
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 25,324 21,433 7,960 10,576 15,375
連結包括利益 (百万円) 15,192 30,036 △2,673 7,923 32,325
連結純資産額 (百万円) 256,892 285,770 264,229 271,040 295,120
連結総資産額 (百万円) 3,481,579 3,550,415 3,589,982 3,639,910 3,560,741
1株当たり純資産額 (円) 1,108.48 1,233.18 1,402.54 1,438.33 1,532.15
1株当たり当期純利益 (円) 109.32 92.52 34.72 56.15 75.44
自己資本比率 (%) 7.3 8.0 7.3 7.4 8.2
連結自己資本利益率 (%) 10.17 7.90 2.89 3.95 5.43
連結株価収益率 (倍) 3.23 4.61 11.77 8.26 11.83
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 460,788 203,686 142,156 24,492 △93,075
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △7,865 △129,269 △210,780 142,311 45,136
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △596 △1,158 △18,828 △1,130 △8,253
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 870,004 943,263 855,818 1,021,498 965,305
従業員数 (人) 1,883 1,684 1,607 1,535 1,449

各指標の増減について

連結経常利益は前期比で大幅に増加し、20,641百万円となりました。これは主に国債等債券償還損の減少が寄与しています。親会社株主に帰属する当期純利益も前期比で増加し、15,375百万円となりました。

今後の見通し

項目 2023年度 2024年度見通し 当期比(%)
連結経常収益 (百万円) 91,447 95,000 +3.9%
連結経常利益 (百万円) 20,641 22,000 +6.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 15,375 16,500 +7.3%

見通しの増減について

今後の見通しとして、連結経常収益は3.9%増加し、95,000百万円を見込んでいます。これは新規貸出の増加が主な要因です。連結経常利益も6.6%増加し、22,000百万円を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は7.3%増加し、16,500百万円を見込んでいます。

まとめ

当社の業績は、過去数年間で安定しており、特に2023年度は大幅な利益増加を達成しました。今後も新規貸出の増加やコスト削減により、さらなる成長が期待されます。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。


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