2024-06-26有価証券報告書 アルフレッサホールディングス株式会社

企業名 アルフレッサホールディングス株式会社
URL https://www.alfresa.com/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 18454.0
所在地 千代田区大手町一丁目1番3号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社は、持株会社としてグループ全体の経営方針の策定、それに基づく経営計画の立案を行うとともに、グループとして経営資源を有効に活用し継続的な企業価値の向上を図ることを基本的な役割としております。主要な事業は医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料等の卸販売、一般用医薬品等の卸販売、医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、医薬品原薬等の製造販売および調剤薬局の経営です。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の事業を展開しています。

事業区分 会社名 主要取扱品等
医療用医薬品等卸売事業 アルフレッサ株式会社 医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料
セルフメディケーション卸売事業 アルフレッサ ヘルスケア株式会社 一般用医薬品、健康食品、ヘルスケア関連商品
医薬品等製造事業 アルフレッサ ファーマ株式会社 医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、その他(医薬品原薬等)
医療関連事業 アポクリート株式会社 調剤薬局の経営

従業員について

当社グループの従業員数は以下の通りです。

セグメントの名称 従業員数(人)
医療用医薬品等卸売事業 9435
セルフメディケーション卸売事業 401
医薬品等製造事業 1384
医療関連事業 1160
全社(共通) 137
合計 12517

また、提出会社の従業員数は51人で、平均年齢は45.2歳、平均勤続年数は16.8年、平均年間給与は7,661,333円です。

関連企業

当社グループの主要な関連企業は以下の通りです。


名称 住所 資本金 (百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容 資金融通
アルフレッサ株式会社 東京都 千代田区 4000 医療用医薬品等卸売事業 100.0 グループ運営に関する基本契約を締結
四国アルフレッサ株式会社 香川県 高松市 161 医療用医薬品等卸売事業 100.0 グループ運営に関する基本契約を締結

業績

当社グループの業績は以下の通りです。

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 2,696,069 2,858,500 6.0
経常利益 (百万円) 32,831 39,997 21.8
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 25,786 29,558 14.6
包括利益 (百万円) 27,641 38,979 41.0
純資産額 (百万円) 488,335 479,859 -1.7
総資産額 (百万円) 1,339,852 1,447,625 8.1
1株当たり純資産額 (円) 2,411.89 2,566.50 6.4
1株当たり当期純利益 (円) 127.42 154.13 21.0
自己資本比率 (%) 36.4 33.1 -9.1
自己資本利益率 (%) 5.4 6.1 12.9
株価収益率 (倍) 13.3 14.4 8.3
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 13,086 86,379 560.0
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -20,539 -14,217 30.8
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -12,918 -19,698 -52.5
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 158,776 212,315 33.7

各指標の増減について

売上高は新型コロナウイルス感染症治療薬やインフルエンザ関連商品の市場の伸長により増加しました。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も同様に増加しました。包括利益は保有株式の株価上昇により大幅に増加しました。一方、純資産額は自己株式の取得により減少しました。総資産額は物流センター等の設備投資により増加しました。

今後の見通し

今後の見通しについては以下の通りです。

項目 2024年3月期 2025年3月期 (予想) 当期比(%)
売上高 (百万円) 2,858,500 2,700,000 -5.5
営業利益率 (%) 1.5 1.5 0.0
投資計画 (累計) (百万円) 1,200 1,200 0.0
株主還元 (DOE) (%) 2.4 2.4 0.0

見通しの増減について

売上高は薬価制度改革や市場環境の変化により減少が予想されますが、営業利益率、投資計画および株主還元は現状維持が見込まれています。

まとめ

当社グループの業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、包括利益が増加し、全体的に好調です。今後の見通しとしては、売上高の減少が予想されるものの、営業利益率や投資計画、株主還元は現状維持が見込まれています。アナリストとしての視点からは、現状の業績は好調であり、今後の市場環境の変化に対する対応が鍵となるでしょう。


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