2024-06-25有価証券報告書 第一実業株式会社

企業名 第一実業株式会社
URL https://www.djk.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 5105.0
所在地 千代田区神田駿河台4丁目6番地(御茶ノ水ソラシティ)







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、各種機械・器具・部品の販売および賃貸を主な事業内容とし、国内外での販売活動を行っています。子会社や関連会社を通じて製造も行っており、プラント・エネルギー事業、エナジーソリューションズ事業、産業機械事業、エレクトロニクス事業、自動車事業、ヘルスケア事業、航空・インフラ事業など多岐にわたる分野で事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下のセグメントに分かれています。

  • プラント・エネルギー事業: エネルギー開発生産、ガス石油精製、化学、エンジニアリング、建設、紙・パルプ関連の機械・器具・部品の販売。
  • エナジーソリューションズ事業: リチウムイオン電池製造装置関連の機械・器具・部品の販売。
  • 産業機械事業: プラスチックス、ゴム、鉄鋼、食品関連の機械・器具・部品の販売。
  • エレクトロニクス事業: 電子、情報通信、電機、精密、光学、音響、楽器関連の機械・器具・部品の販売。
  • 自動車事業: 自動車関連の機械・器具・部品の販売。
  • ヘルスケア事業: 薬品、医薬品関連の機械・器具・部品の販売。
  • 航空・インフラ事業: 航空、防災関連の機械・器具・部品の販売。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
プラント・エネルギー事業 146
エナジーソリューションズ事業 73
産業機械事業 188
エレクトロニクス事業 347
自動車事業 142
ヘルスケア事業 188
航空・インフラ事業 33
全社(共通) 285
合計 1402

平均年齢: 40.4歳、平均勤続年数: 11.3年、平均年間給与: 9374千円

関連企業

当社グループには、国内外に多くの関連企業があります。主要な関連企業は以下の通りです。

  • 株式会社第一メカテック
  • 第一実業ビスウィル株式会社
  • 株式会社ウエイブエンジニアリング
  • DAIICHI JITSUGYO (AMERICA), INC.
  • DJK GLOBAL MEXICO, S.A. DE C.V.
  • DJK EUROPE GMBH
  • DC ENERGY GMBH
  • 上海一実貿易有限公司
  • 第一実業(香港)有限公司
  • 第一実業(広州)貿易有限公司
  • DAIICHI JITSUGYO ASIA PTE. LTD.
  • DAIICHI JITSUGYO (THAILAND) CO., LTD.
  • DAIICHI PROJECT SERVICE CO., LTD.
  • DAI-ICHI JITSUGYO (MALAYSIA) SDN. BHD.
  • DAIICHI JITSUGYO (PHILIPPINES), INC.
  • PT. DJK INDONESIA
  • DAIICHI JITSUGYO (VIETNAM) CO., LTD.
  • DAIICHI JITSUGYO INDIA PVT. LTD.

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 153674 187790 +22.2%
経常利益 (百万円) 7108 9004 +26.7%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 6316 7461 +18.1%
包括利益 (百万円) 7237 11777 +62.7%
純資産額 (百万円) 63658 73441 +15.4%
総資産額 (百万円) 152535 193795 +27.0%
自己資本比率 (%) 41.63 37.83 -9.1%

各指標の増減について

売上高は前期比22.2%増加し、1,877億90百万円となりました。これは、エナジーソリューションズ事業や自動車事業の売上増加が主な要因です。経常利益は26.7%増加し、90億4百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は18.1%増加し、74億61百万円となりました。包括利益は62.7%増加し、117億77百万円となりました。純資産額は15.4%増加し、734億41百万円となりました。総資産額は27.0%増加し、1,937億95百万円となりました。自己資本比率は前期の41.63%から37.83%へと減少しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期 (計画) 当期比(%)
売上高 (百万円) 187790 185000 -1.5%
経常利益 (百万円) 9004 8700 -3.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 7461 5800 -22.3%
ROE (%) 10.91 10.00 -8.3%

見通しの増減について

2025年3月期の売上高は前期比1.5%減少の1,850億円、経常利益は3.4%減少の87億円、親会社株主に帰属する当期純利益は22.3%減少の58億円、ROEは10.00%と予想されています。これらの減少は、エナジーソリューションズ事業や自動車事業の成長が一段落し、全体的な市場環境の変動が影響しています。

まとめ

当社グループは、エナジーソリューションズ事業や自動車事業の成長により、2024年3月期の業績は好調でした。しかし、2025年3月期の見通しでは、売上高や利益の減少が予想されています。市場環境の変動や事業の成長が一段落することが影響しています。今後も、技術・サービス力の強化や新たなビジネスモデルの構築を進め、持続的な成長を目指していくことが重要です。


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