2024-06-25有価証券報告書 株式会社第一興商

企業名 株式会社第一興商
URL https://www.dkkaraoke.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 12350.0
所在地 品川区北品川5丁目5番26号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、業務用カラオケ機器の販売、賃貸及び通信カラオケの音源・映像コンテンツの提供、カラオケルーム及び飲食店舗の運営、音楽・映像ソフトの制作、販売を主たる業務としています。子会社38社と共に、国内外で事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の4つのセグメントに分かれています。

  • 業務用カラオケ事業: 業務用カラオケ機器の販売、賃貸及び通信カラオケの音源・映像コンテンツの提供を行っています。最新機種「LIVE DAM AiR」の発売により、売上高は前期比5.8%増加しましたが、将来のストック収入の基盤となる賃貸機器やコンテンツへの投資により、営業利益は前期比8.9%減少しました。
  • カラオケ・飲食店舗事業: カラオケルーム及び飲食店舗の運営を行っています。新型コロナウイルスの影響が緩和され、店舗の集客が回復し、売上高は前期比25.5%増加しました。営業利益も大幅に改善し、7,100百万円となりました。
  • 音楽ソフト事業: 音楽・映像ソフトの制作、販売を行っています。イベント・コンサート等が再開され、売上高は前期比4.7%増加し、営業利益は前期比63.6%増加しました。
  • その他の事業: パーキング事業、不動産賃貸、BGM放送事業などを行っています。パーキング事業が堅調に推移し、売上高は前期比14.4%増加しましたが、広告宣伝費の増加により営業利益は前期比7.0%減少しました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時雇用者数(名)
業務用カラオケ 1975 92
カラオケ・飲食店舗 1103 5234
音楽ソフト 192 0
その他 59 23
全社(共通) 82 16
合計 3411 5365

平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は12.6年、平均年間給与は5,949,390円です。

関連企業

当社グループには、国内外に多くの関連企業があります。主要な関連企業としては、㈱北海道第一興商、㈱東北第一興商、㈱台東第一興商、㈱東海第一興商、㈱近畿第一興商、㈱九州第一興商などがあります。海外では、㈱韓国第一興商や第一興商(上海)電子有限公司が主要な関連企業です。

業績

項目 前期 当期 対前期増減 増減率
売上高 128,156 146,746 18,589 14.5%
営業利益 12,954 18,601 5,646 43.6%
経常利益 13,601 19,561 5,960 43.8%
親会社株主に帰属する当期純利益 8,320 12,568 4,247 51.0%

各指標の増減について

売上高は、カラオケ・飲食店舗事業の回復と業務用カラオケ事業の新機種投入が寄与し、前期比14.5%増加しました。営業利益と経常利益もそれぞれ43.6%、43.8%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は51.0%増加しました。

今後の見通し

項目 当期 次期予想 対当期増減 増減率
売上高 146,746 160,000 13,254 9.0%
営業利益 18,601 20,000 1,399 7.5%
経常利益 19,561 21,000 1,439 7.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 12,568 13,500 932 7.4%

見通しの増減について

次期の売上高は、カラオケ・飲食店舗事業のさらなる回復と業務用カラオケ事業の新機種投入が続くことにより、前期比9.0%増加する見込みです。営業利益と経常利益もそれぞれ7.5%、7.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は7.4%増加する見込みです。

まとめ

当社グループは、業務用カラオケ事業、カラオケ・飲食店舗事業、音楽ソフト事業、その他の事業を展開しており、各事業が堅調に推移しています。特にカラオケ・飲食店舗事業の回復が顕著であり、今後も成長が期待されます。全体として、業績は好調であり、次期も引き続き成長が見込まれます。


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