企業名 | 株式会社商船三井 |
---|---|
URL | https://www.mol.co.jp/ |
業種 | 海運業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 65589.0 |
所在地 | 港区虎ノ門二丁目1番1号 |
企業概要
当社グループは、当社及び連結対象会社545社(うち、連結子会社422社、持分法適用会社123社)からなり、海運業を中心にグローバルな事業展開を図っております。当社グループの事業は、ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業、ウェルビーイングライフ事業、関連事業及びその他の6セグメントに分類されており、それぞれの事業の概要及び主要関係会社は以下のとおりです。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の6つのセグメントに分類されます。
- ドライバルク事業: ドライバルク船を保有、運航し、世界的な規模で海上貨物輸送を行っています。
- エネルギー事業: 石炭船、油送船、海洋事業・LNG船等の不定期専用船を保有、運航し、世界的な規模で海上貨物輸送などの事業を行っています。
- 製品輸送事業: 自動車専用船を保有、運航し、世界的な規模で海上貨物輸送を行っています。また、コンテナ船の保有、運航、コンテナターミナルの運営、航空、海上フォワーディング、陸上輸送、倉庫保管及び重量物輸送などの「トータル・物流ソリューション」を提供しています。
- ウェルビーイングライフ事業: 土地建物賃貸事業及びビル管理事業を始めとする不動産事業、主として太平洋沿海及び瀬戸内海での旅客及び貨物輸送事業、クルーズ事業を行っています。
- 関連事業: 曳船業、商社事業(燃料・舶用資材・機械販売等)などを営んでいます。
- その他: 油送船とLNG船を除く船舶の船舶管理業、グループの資金調達等の金融業、情報サービス業、経理代行業、海事コンサルティング業などを営んでいます。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
ドライバルク事業 | 255 | 52 |
エネルギー事業 | 1023 | 94 |
製品輸送事業 | 4328 | 1109 |
ウェルビーイングライフ事業 | 2396 | 1145 |
関連事業 | 458 | 137 |
その他 | 849 | 166 |
全社(共通) | 486 | 160 |
合計 | 9795 | 2863 |
関連企業
当社グループには、以下の主要な関連企業があります。
- 商船三井ドライバルク株式会社
- MOL CHEMICAL TANKERS PTE. LTD.
- 株式会社宇徳
- 商船三井ロジスティクス株式会社
- ダイビル株式会社
- 株式会社商船三井さんふらわあ
- 商船三井システムズ株式会社
業績
指標 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 1,155,404 | 991,426 | 1,269,310 | 1,611,984 | 1,627,912 | 1.0% |
経常利益(百万円) | 55,090 | 133,604 | 721,779 | 811,589 | 258,986 | -68.1% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 32,623 | 90,052 | 708,819 | 796,060 | 261,651 | -67.1% |
包括利益(百万円) | 2,612 | 75,332 | 776,951 | 992,444 | 461,033 | -53.6% |
純資産額(百万円) | 641,235 | 699,150 | 1,334,866 | 1,937,621 | 2,369,682 | 22.3% |
総資産額(百万円) | 2,098,717 | 2,095,559 | 2,686,701 | 3,564,247 | 4,120,552 | 15.6% |
各指標の増減について
売上高は、ドライバルク事業において市況悪化等に伴う減収となりましたが、エネルギー事業等の貢献や円安基調の影響により、前期比増収となりました。経常利益は、持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS社が行うコンテナ船事業において、運賃市況が低位に推移した影響により前期比で大幅な減益となりました。一方、エネルギー事業においてはタンカーの各船種で市況が好調を維持し、オフショア事業、LNG船事業、LNGインフラ事業等においても新規契約や既存の長期契約から安定的な収益を上げたため、前期比増益となりました。また、自動車船事業においても完成車需要が底堅く推移し、前期比増益となりました。
今後の見通し
指標 | 2023年度 | 2024年度予測 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 1,627,912 | 1,700,000 | 4.4% |
経常利益(百万円) | 258,986 | 300,000 | 15.8% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 261,651 | 280,000 | 7.0% |
包括利益(百万円) | 461,033 | 500,000 | 8.4% |
見通しの増減について
2024年度の見通しでは、売上高はエネルギー事業や製品輸送事業の好調が続くと予想され、前期比で増収が見込まれます。経常利益も同様に増益が見込まれますが、ドライバルク事業及びウェルビーイング事業は前期比で減益を予想しています。
まとめ
当社グループの2023年度の業績は、売上高1兆6,279億円、経常利益2,589億円、親会社株主に帰属する当期純利益2,616億円となりました。エネルギー事業や製品輸送事業が好調を維持する一方で、ドライバルク事業やウェルビーイング事業は減益となりました。2024年度の見通しでは、全体的に増収増益が見込まれますが、特定の事業セグメントにおいては減益が予想されるため、引き続き注視が必要です。
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