2024-06-25有価証券報告書 株式会社一家ホールディングス

企業名 株式会社一家ホールディングス
URL https://ikka-holdings.co.jp/
業種 小売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 35.0
所在地 市川市東大和田二丁目4番10号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、純粋持株会社として当社グループ(当社及び当社の関係会社)の経営管理及びそれに附帯する業務を行っています。グループミッションとして「あらゆる人の幸せに関わる日本一のおもてなし集団」を掲げ、飲食事業及びブライダル事業を展開しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、飲食事業とブライダル事業を主軸としています。

飲食事業

飲食事業では、「こだわりもん一家」「屋台屋博多劇場」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」「にのや」「韓国屋台ハンサム」などの直営店を運営しています。各業態の特徴は以下の通りです。

業態 特徴 店舗数
こだわりもん一家 「お客様の第二の我が家」をコンセプトに、くつろげる空間を提供。 4店舗
屋台屋博多劇場 博多の屋台街の雰囲気を再現し、鉄鍋餃子や博多串焼きを提供。 47店舗
大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん ヘルシーなラム肉とハイボールを楽しめる大衆酒場。 12店舗
にのや 立ち飲みカウンター席と少人数向けテーブル席を設けた本格和食酒場。 7店舗
韓国屋台ハンサム ネオン輝く韓国屋台の雰囲気を再現し、本格韓国料理を提供。 7店舗
肉のウヱキ 「ネオ大衆酒場」×「昭和の商店街にあるお肉屋さん」をコンセプトにした三毛作業態。 3店舗

ブライダル事業

ブライダル事業では、東京タワーを一望できる「The Place of Tokyo」を運営し、結婚式の企画・施行及びその他パーティーの企画・施行を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時雇用者数(名)
飲食事業 266 374
ブライダル事業 58 10
本社部門 25 5
合計 349 389

提出会社の従業員数は23名、平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は8.3年、平均年間給与は4001千円です。

関連企業

名称 住所 資本金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社一家ダイニングプロジェクト 千葉県市川市 30000 飲食事業、ブライダル事業 100.0 役員の兼任3名、資金貸借、経営管理
株式会社Ego 千葉県市川市 12975 飲食事業 70 経営管理

業績

指標 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (千円) 4,424,518 8,376,142 9,232,639 10.2
経常利益 (千円) △751,781 131,369 219,359 67.0
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 189,547 80,046 78,995 -1.3
包括利益 (千円) 189,547 85,542 108,075 26.3
純資産額 (千円) 598,388 937,645 1,063,036 13.4
総資産額 (千円) 4,658,723 4,767,123 5,380,884 12.9
1株当たり純資産額 (円) 87.93 128.90 145.03 12.5
1株当たり当期純利益 (円) 28.56 11.93 11.12 -6.8
自己資本比率 (%) 12.6 19.2 19.2 0.0
自己資本利益率 (%) 64.8 10.7 8.1 -24.3
株価収益率 (倍) 18.4 49.5 62.9 27.0
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 1,153,794 483,297 537,020 11.1
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) △563,370 △340,923 △417,901 -22.6
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) △140,042 △53,239 269,770 606.6
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 993,043 1,082,176 1,471,066 35.9

各指標の増減について

売上高は前年同期比10.2%増加し、9,232,639千円となりました。これは新規出店や既存店のサービス力向上が寄与しています。経常利益は67.0%増加し、219,359千円となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は1.3%減少し、78,995千円となりました。これは減損損失の特別損失が影響しています。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予測 当期比(%)
売上高 (千円) 9,232,639 10,000,000 8.3
経常利益 (千円) 219,359 250,000 14.0
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 78,995 90,000 14.0

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は8.3%増加し、10,000,000千円を見込んでいます。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ14.0%増加する見通しです。これは新規出店の継続や既存店のサービス力向上が寄与するためです。

まとめ

当社の業績は、飲食事業の新規出店や既存店のサービス力向上により、売上高と経常利益が増加しています。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失の影響で減少しました。今後も新規出店やサービス力向上を継続し、業績のさらなる向上を目指しています。現状と見通しを踏まえると、当社の業績は好調であると評価できます。


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