企業名 | 株式会社リプロセル |
---|---|
URL | https://reprocell.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2023.0 |
所在地 | 横浜市港北区新横浜3-8-11 |
企業概要
当社グループは、株式会社リプロセルを中心に、米国、英国、インドに子会社を持ち、iPS細胞技術を活用した研究支援事業とメディカル事業を展開しています。iPS細胞は、山中伸弥教授による発明以降、病態解明や再生医療への応用が進んでおり、当社はその最前線で活動しています。
各事業の内容と状況
研究支援事業
研究支援事業では、大学や公的研究機関、製薬企業を顧客とし、研究用製品の製造販売、研究受託サービス、細胞測定機器の販売を行っています。特にiPS細胞関連の製品やサービスに強みがあります。
メディカル事業
メディカル事業では、再生医療の研究開発、iPS細胞再生医療等製品の受託製造、臨床検査受託サービスを提供しています。再生医療製品の早期承認を目指し、積極的に研究開発を進めています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|---|
研究支援事業 | 67 | 33.8 | 4年10か月 | 5,451,144 |
メディカル事業 | 6 | 33.8 | 4年10か月 | 5,451,144 |
全社(共通) | 23 | 33.8 | 4年10か月 | 5,451,144 |
合計 | 96 | 33.8 | 4年10か月 | 5,451,144 |
関連企業
当社グループには、以下の主要な関連企業があります。
- REPROCELL USA Inc.(米国)
- REPROCELL Europe Ltd.(英国)
- Bioserve Biotechnologies India Pvt. Ltd.(インド)
業績
指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(千円) | 1,199,909 | 1,286,284 | 2,234,568 | 2,953,272 | 2,426,817 | -17.8% |
経常利益(千円) | -891,792 | -788,730 | -507,409 | -119,670 | 40,191 | +133.6% |
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) | -1,016,520 | -812,572 | -575,094 | -305,313 | -31,415 | +89.7% |
包括利益(千円) | -1,063,822 | -736,500 | -567,820 | -287,354 | 136,095 | +147.4% |
純資産額(千円) | 6,058,146 | 5,391,055 | 7,250,789 | 7,575,222 | 8,311,593 | +9.7% |
総資産額(千円) | 6,553,042 | 6,047,488 | 8,095,322 | 8,355,848 | 9,052,627 | +8.3% |
各指標の増減について
売上高は前期比で17.8%減少しましたが、経常利益は大幅に改善し、40,191千円の黒字となりました。これは、研究支援事業の売上増加とコスト削減の成果です。親会社株主に帰属する当期純損失も大幅に減少し、包括利益はプラスに転じました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 2,426,817 | 2,661,000 | +9.7% |
営業損失(千円) | -409,000 | -325,000 | +20.5% |
経常損失(千円) | 40,191 | -174,000 | -533.0% |
親会社株主に帰属する当期純損失(千円) | -31,415 | -174,000 | -454.0% |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は9.7%増加する見込みですが、経常損失と親会社株主に帰属する当期純損失は再び赤字に転じる見通しです。これは、メディカル事業への積極的な投資と研究開発費の増加が主な要因です。
まとめ
当社は、iPS細胞技術を活用した研究支援事業とメディカル事業を展開しており、特に研究支援事業での売上増加が顕著です。今後もメディカル事業への投資を続け、再生医療製品の早期承認を目指します。現状の業績は改善傾向にありますが、今後の投資による一時的な赤字転落も予想されます。総じて、当社の成長ポテンシャルは高く、長期的な視点での投資が期待されます。
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