2024-06-25有価証券報告書 株式会社テクノマセマティカル

企業名 株式会社テクノマセマティカル
URL https://www.tmath.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2032.0
所在地 品川区西五反田二丁目12番19号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、数学的手法に基づいて独自に開発したコンピュータアルゴリズム「DMNA」を用いて、画像・音声/音響処理を行うソフトウェアIP、ハードウェアIP、及びそれらをシステムとして総合的に応用したソリューションの開発、ライセンス、販売を行っています。DMNAは演算の負荷を劇的に削減する新アルゴリズムであり、低消費電力・高画質・高音質・低遅延等の特長を持つ製品を提供しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の3つに分かれています。

  • ソフトウェアライセンス事業: 携帯端末等の組込みシステムで動作するソフトウェアIPを提供。高画質・高音質を実現しつつ、消費電力を抑えることができます。
  • ハードウェアライセンス事業: 電子機器に使われる大規模半導体向けにハードウェアIPを提供。低消費電力・高画質・小回路規模・低遅延等の特長があります。
  • ソリューション事業: ソフトウェアIP、ハードウェアIPを活用し、ファブレスメーカーとして単機能LSIやソリューションの開発・製造・販売を行います。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
56 49.7 12.5 5767

部門別の従業員数は以下の通りです。

部門の名称 従業員数(人)
ソフトウェアライセンス事業・ソリューション事業 19
ハードウェアライセンス事業・ソリューション事業 22
営業・管理部門 15
合計 56

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高(千円) 527,770 -11.9%
経常損失(千円) 141,000 -227.9%
当期純損失(千円) 144,000 -213.0%

各指標の増減について

売上高は前期比で11.9%減少しました。これは主要顧客の決算期末に売上が集中する傾向があるためです。経常損失と当期純損失も増加しており、売上高の低迷により販管費などのコストを賄うことができなかったことが要因です。

今後の見通し

項目 当期 当期比(%)
売上高(千円) 600,000 +13.7%
経常利益(千円) 50,000 +135.5%
当期純利益(千円) 40,000 +127.8%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高が13.7%増加する見込みです。これは新規ライセンス契約の獲得やソリューション事業の本格的な推進によるものです。また、経常利益と当期純利益も大幅に増加する見込みです。

まとめ

当社は、独自のアルゴリズム「DMNA」を基幹技術として、ソフトウェアIP、ハードウェアIP、ソリューション事業を展開しています。現状の業績は低迷していますが、今後の見通しは明るく、新規ライセンス契約の獲得やソリューション事業の推進により、売上高や利益の増加が期待されます。アナリストとしての視点から見ると、当社の技術力と市場のニーズに応じた柔軟な対応が評価されるべきポイントです。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル
No.2 ブレインズテクノロジー株式会社
No.3 株式会社アイデミー
No.4 株式会社モブキャストホールディングス
No.5 株式会社ゼネテック
No.6 株式会社ジーネクスト
No.7 日本エンタープライズ株式会社
No.8 かっこ株式会社
No.9 株式会社シノプス
No.10 株式会社モンスターラボホールディングス

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。