2024-06-25有価証券報告書 株式会社シキノハイテック

企業名 株式会社シキノハイテック
URL https://www.shikino.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 421.0
所在地 魚津市吉島829番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、半導体に関する事業分野について設計・生産・販売・サービス活動を展開しております。魚津工場及び福島事業所では、電子機器製品や半導体検査装置、システム製品、カメラモジュール製品などを生産しており、本社、東京デザインセンター、横浜デザインセンター、大阪デザインセンター、福岡デザインセンター、九州事業所及び熊本事業所の各拠点では営業、設計開発及び保守業務を行っております。また、販売については、一部を除き直販体制をとっております。

各事業の内容と状況

当社の事業セグメントは以下の3つに分かれています。

  • 電子システム事業: 半導体製造工場で使用される検査関連機器及び装置を扱っています。特に車載用半導体部品に検査実施が要求されるバーンイン装置とバーンインボードの開発・製造を行っています。
  • マイクロエレクトロニクス事業: 半導体のLSI設計(アナログ・デジタル)及びIPコアの開発を行っています。特に、高速I/F及び電源ICの設計技術で設計・評価技術を確立しています。
  • 製品開発事業: 画像技術を活用した産業用組込カメラ、画像処理カメラの開発・製造及びシステムの開発を行っています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
448 41.6 11.0 5262

従業員数は前事業年度末と比べて78名増加しました。これは主として2023年12月31日付で株式会社アウトソーシングテクノロジーの事業譲受によるものです。

関連企業

該当事項はありません。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高(千円) 7,091,921 9.5
営業利益(千円) 604,553 -8.0
経常利益(千円) 639,343 -4.3
当期純利益(千円) 509,571 6.8

各指標の増減について

売上高は前年比9.5%増加しましたが、営業利益と経常利益はそれぞれ8.0%と4.3%減少しました。これは、インフレの進行や政策金利の引き上げ、原材料やエネルギー価格の高騰などが影響しています。一方、当期純利益は6.8%増加しました。

今後の見通し

項目 来期予測 当期比(%)
売上高(千円) 7,800,000 10.0
営業利益(千円) 650,000 7.5
経常利益(千円) 700,000 9.5
当期純利益(千円) 550,000 8.0

見通しの増減について

来期の売上高は10.0%増加、営業利益は7.5%増加、経常利益は9.5%増加、当期純利益は8.0%増加する見込みです。これは、世界的なAI関連投資の増加や自動車用途の半導体需要の増加が主な要因です。

まとめ

当社の業績は、売上高が増加し、当期純利益も増加しましたが、営業利益と経常利益は減少しました。今後の見通しとしては、世界的なAI関連投資の増加や自動車用途の半導体需要の増加により、売上高や利益の増加が見込まれます。全体として、当社の現状と見通しは好調であると言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。