2024-06-25有価証券報告書 株式会社アイネス

企業名 株式会社アイネス
URL https://www.ines.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 15000.0
所在地 横浜市都筑区牛久保三丁目9番2号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、株式会社アイネス及び子会社5社で構成されており、情報処理・通信サービス、ソフトウェア開発サービス、システム提供サービス、及びその他のシステム関連サービスを主たる業務としています。情報システムやネットワークの企画・開発から稼働後の運用・保守・メンテナンスまで一貫したサービスを提供しています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は情報サービス事業の単一セグメントとしており、以下の子会社がそれぞれの分野で活動しています。

  • 株式会社アイネス総合研究所:IT関連事業・技術動向等に関する調査・研究、新規事業・サービスの開発
  • 株式会社アイネスリレーションズ:システムの開発、運用、BPO業務支援
  • 株式会社アイネステクノロジーズ:システムの運用・監視、クラウドサービスの提供
  • 株式会社アイネス総合サービス:コーポレート業務支援、管理事務代行サービス

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
937 42.60 18.48 7,017,057

従業員数は前事業年度末に比べ181名減少しましたが、これは主にBPO事業及び運用事業の一部を子会社へ移管したことによるものです。

関連企業

主要な関連企業として、株式会社三菱総合研究所があります。同社とは業務資本提携契約に基づき、公共・金融・産業の各分野における新たなソリューションの共同開発や、共同受注活動を行っています。

業績

項目 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 36,495 35,867 35,029 36,888 33,353 -9.6%
経常利益(百万円) 2,366 2,298 1,563 3,133 1,323 -57.8%
当期純利益(百万円) 1,728 1,156 1,364 2,158 1,097 -49.2%

各指標の増減について

売上高は前期比で9.6%減少し、経常利益は57.8%減少しました。これは主に公共分野の減収および新営業オフィス開設に伴うコスト増や本社移転に伴う一時費用計上などが影響しています。

今後の見通し

項目 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 33,353 35,000 +4.9%
経常利益(百万円) 1,323 1,500 +13.4%
当期純利益(百万円) 1,097 1,200 +9.4%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は4.9%増加、経常利益は13.4%増加、当期純利益は9.4%増加すると予測されています。これは、自治体システム標準化対応や次世代ソリューションの開発、事業基盤拡充に向けた取り組みが進展することが期待されているためです。

まとめ

当社グループの業績は、公共分野の減収や新営業オフィス開設に伴うコスト増などの影響を受けましたが、今後の見通しは明るいです。自治体システム標準化対応や次世代ソリューションの開発、事業基盤拡充に向けた取り組みが進展することで、売上高や利益の増加が期待されています。アナリストとしての視点から見ても、今後の成長が期待できる企業と言えるでしょう。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。