2024-06-25有価証券報告書 松本油脂製薬株式会社

企業名	松本油脂製薬株式会社
URL	https://www.mtmtys.co.jp/
業種	化学
決算日	3月31日
資本金（百万円）	6090.0
所在地	八尾市渋川町２丁目１番３号

企業概要

当社グループは、界面活性剤の技術を中核に据えた研究開発型の企業です。従業員のおよそ３割が研究開発関連業務に従事し、繊維産業を中心とした各種産業のユーザーの製品の品質向上と生産性向上に欠かすことのできない、さまざまな製品を供給しています。規模の拡大よりも、グローバル経済に対応できる「より強い」「より利益率の高い」企業になることを目指しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、界面活性剤とその他の２部門に関係する製品等の製造、販売を主な事業内容としています。

• 界面活性剤: 当社が製造・販売を行い、持分法適用関連会社の日本クエーカー・ケミカル株式会社が鉄鋼金属工業用、製缶工業用界面活性剤の研究、販売を行っています。連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司は繊維工業用界面活性剤を製造し、自国内で販売しています。
• その他: 当社が繊維工業用その他の合成糊料、合成樹脂製マイクロスフェアーなどを製造、販売し、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司がそれぞれ繊維工業用糊料を製造し、自国内で販売しています。

従業員について

従業員数(名)	平均年齢(歳)	平均勤続年数(年)	平均年間給与(千円)
331(96)	40.5	14.5	7131

従業員数は正社員のみの人員数であり、当社から他社への出向者を除く人員数です。正社員以外の雇用者数は年間の平均雇用人員を外数で記載しています。

関連企業

• 株式会社マツモトユシ・インドネシア（インドネシア）
• 立松化工股份有限公司（台湾）
• 日本クエーカー・ケミカル株式会社（持分法適用関連会社）

業績

指標	2020年3月	2021年3月	2022年3月	2023年3月	2024年3月	前期比(%)
売上高 (百万円)	31,393	29,605	37,248	39,627	41,526	4.8%
経常利益 (百万円)	5,448	4,809	7,738	9,472	10,733	13.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)	3,888	3,433	5,491	7,247	7,504	3.6%
包括利益 (百万円)	3,277	4,319	6,026	7,409	9,904	33.7%
純資産額 (百万円)	55,010	58,343	63,392	66,470	75,337	13.3%
総資産額 (百万円)	64,706	68,650	76,207	79,190	89,512	13.0%

各指標の増減について

売上高は前期比4.8%増加し、41,526百万円となりました。これは、台湾の子会社の業績を組み込んだことや、円安による外貨建預金等の換算替えなどが要因です。経常利益は13.3%増加し、10,733百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は3.6%増加し、7,504百万円となりました。

今後の見通し

指標	2024年3月	2025年3月予想	当期比(%)
売上高 (百万円)	41,526	43,000	3.5%
経常利益 (百万円)	10,733	11,500	7.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)	7,504	8,000	6.6%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は3.5%増加し、43,000百万円を見込んでいます。経常利益は7.1%増加し、11,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6.6%増加し、8,000百万円を見込んでいます。これらの増加は、新製品の開発や販路の拡大、製品の安定供給体制の維持が要因です。

まとめ

当社グループは、界面活性剤の技術を中核に据えた研究開発型の企業であり、売上高や利益の増加を続けています。特に、台湾の子会社の業績を組み込んだことや円安の影響が大きく、今後も新製品の開発や販路の拡大を通じて成長を続ける見込みです。現状と見通しを踏まえると、当社の業績は好調であり、今後も安定した成長が期待されます。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。