企業名 | 東洋紡株式会社 |
---|---|
URL | https://www.toyobo.co.jp/ |
業種 | 繊維製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 51730.0 |
所在地 | 大阪市北区梅田一丁目13番1号 |
企業概要
この企業は、包装用フィルム、工業用フィルム、診断薬用酵素、医薬品、エンジニアリングプラスチック、工業用接着剤、エアバッグ用基布など多岐にわたる製品を製造・販売しています。企業理念は「順理則裕」であり、社会課題の解決と経済的価値の向上を目指しています。
各事業の内容と状況
企業は以下の主要な事業を展開しています:
- フィルム事業: 包装用フィルム、工業用フィルムの製造・販売。液晶偏光子保護フィルムなどが好調。
- ライフサイエンス事業: 診断薬用酵素、医薬品、医療機器の製造・販売。PCR検査用試薬の需要減少が影響。
- 環境・機能材事業: エンジニアリングプラスチック、工業用接着剤、光機能材料などの製造・販売。VOC回収装置が好調。
- 機能繊維・商事事業: エアバッグ用基布、衣料テキスタイルの製造・販売。自動車生産の回復が追い風。
- 不動産事業: 不動産の販売・賃貸・管理。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均臨時雇用人員(人) |
---|---|---|
フィルム | 2126 | 196 |
ライフサイエンス | 1363 | 84 |
環境・機能材 | 2095 | 156 |
機能繊維・商事 | 3856 | 781 |
不動産 | 55 | 10 |
その他 | 563 | 118 |
全社(共通) | 610 | 127 |
合計 | 10668 | 1472 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです:
- 東洋紡エムシー株式会社
- 株式会社ユウホウ
- 呉羽テック株式会社
- 東洋紡STC株式会社
- 東洋紡せんい株式会社
- 東洋紡エンジニアリング株式会社
- 日本エクスラン工業株式会社
- ゼノマックスジャパン株式会社
- 東洋紡不動産株式会社
- 御幸毛織株式会社
- 東洋クロス株式会社
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 399,921 | 414,265 | 3.6% |
経常利益(百万円) | 6,590 | 6,962 | 5.6% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | -655 | 2,455 | 474.8% |
包括利益(百万円) | -1,232 | 12,454 | 1111.5% |
純資産額(百万円) | 221,422 | 230,087 | 3.9% |
総資産額(百万円) | 588,906 | 606,990 | 3.1% |
各指標の増減について
売上高は液晶偏光子保護フィルムやVOC回収装置の販売増加により増加しました。経常利益は包装用フィルムの需要回復遅れが影響しましたが、全体としては増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度の損失から大幅に改善しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 414,265 | 430,000 | 3.8% |
経常利益(百万円) | 6,962 | 7,500 | 7.7% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 2,455 | 3,000 | 22.2% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、液晶偏光子保護フィルムやセラミックコンデンサ用離型フィルムの需要増加が期待されます。また、医薬品製造受託事業の収益性改善も見込まれています。
まとめ
この企業は、多岐にわたる事業を展開しており、特にフィルム事業とライフサイエンス事業が強みです。現状の業績は好調であり、今後も成長が期待されます。特に、液晶偏光子保護フィルムやVOC回収装置の需要増加が見込まれています。全体として、企業の現状と見通しは好調であり、投資先として魅力的です。
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