2024-06-25有価証券報告書 日本伸銅株式会社

企業名 日本伸銅株式会社
URL http://www.nippon-shindo.co.jp/
業種 非鉄金属
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1595.0
所在地 堺市堺区匠町20番地1







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、伸銅品の製造販売を主な内容として事業活動を展開しています。伸銅品の製造では兄弟会社であるサンエツ金属株式会社と生産品種の棲み分けにより最適分業体制を構築しています。

各事業の内容と状況

当社の事業領域である「伸銅事業」における国内市場は、今後、長期的に縮小均衡を模索するものと思われ、業界再編が避けられない状況にあります。このような経営環境に対応すべく、株式会社CKサンエツの連結子会社であるサンエツ金属株式会社との間で、製品の相互OEM供給、原料の共同購買、人材交流等に取り組むことで、シナジーを追求します。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢 平均勤続年数 平均年間給与(千円)
97 42歳7ヶ月 18年7ヶ月 7103

当社では労働組合は結成されておらず、労使関係は安定しています。また、男女の賃金の差異については、全労働者で74.1%、正規雇用労働者で72.4%となっています。

関連企業

名称 住所 資本金(百万円) 主要な事業の内容 議決権の所有または被所有割合(%) 関係内容
株式会社CKサンエツ 富山県高岡市 2756 グループ会社の経営管理、ならびにそれに付帯する業務 被所有 55.5 経営のサポート 役員の兼任あり

業績

指標 2024年3月期 2023年3月期 増減(増減率%)
売上高 23338 27242 △3903 △14.3
営業利益 1200 1591 △391 △24.6
経常利益 801 1505 △704 △46.8
当期純利益 555 1031 △475 △46.1

各指標の増減について

売上高は、販売数量が減少したため、233億38百万円(前年同期比14.3%減少)となり、営業利益は12億円(同24.6%減少)となりました。経常利益は、銅や亜鉛の相場変動によって生じる損益への影響を打ち消すためにデリバティブ取引を行っていることから、営業外損益として、デリバティブ損失が2億48百万円、デリバティブ評価損が2億1百万円発生したため、8億1百万円(同46.8%減少)となりました。当期純利益は、5億55百万円(同46.1%減少)となりました。

今後の見通し

指標 2025年3月期目標 2024年3月期実績 増減(増減率%)
経常利益 960 801 159 19.9

見通しの増減について

2025年3月期の経常利益の目標は9億60百万円としており、これは2024年3月期の実績と比較して19.9%の増加を見込んでいます。これは、製品の相互OEM供給、原料の共同購買、人材交流等によるシナジー効果を追求することで達成を目指しています。

まとめ

当社の業績は、2024年3月期において減少傾向にありましたが、今後の見通しとしてはシナジー効果を追求することで改善が期待されています。特に、経常利益の増加を目指しており、2025年3月期には19.9%の増加を見込んでいます。現状としては厳しい経営環境にありますが、戦略的な取り組みにより、今後の業績改善が期待されます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。