2024-06-25有価証券報告書 中山福株式会社

企業名 中山福株式会社
URL https://www.nakayamafuku.co.jp/
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1706.0
所在地 大阪市中央区島之内一丁目22番9号







有価証券報告書の解説

企業概要

中山福株式会社は、家庭用品の卸売を主な事業とする企業です。子会社として、株式会社ベストコ、株式会社ENICY、株式会社インターフォルム、グリーンパル株式会社があります。これらの子会社はそれぞれ、商品企画、インターネット通信販売、インテリア用品の製造販売、プラスチック日用品の製造販売を行っています。

各事業の内容と状況

中山福株式会社の事業は以下の通りです:

  • 家庭用品卸売事業:調理用品、台所用品、サニタリー用品、収納用品、インテリア関連用品、行楽・レジャー用品、エクステリア用品、園芸用品、家電用品、冷暖房用品、ヘルスケア・シニア・ベビー用品などを取り扱います。
  • インテリア用品製造・販売事業:インテリア関連用品の製造販売を行います。
  • プラスチック日用品製造事業:収納用品、園芸用品などのプラスチック日用品を製造販売します。
  • その他事業:インターネット通信販売を行います。

家庭用品卸売事業は、全国各地の小売業者を得意先とし、消費者ニーズに応じた商品を提供しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
北海道 12 23
東北・関東 112 167
中部 24 44
近畿・中四国 69 104
九州・沖縄 43 80
家庭用品卸売事業計 260 418
プラスチック日用品製造事業 63 33
インテリア用品製造・販売事業 27 0
報告セグメント計 350 451
その他 11 1
全社(共通) 72 15
合計 433 467

提出会社の従業員数は332人で、平均年齢は40歳8ヶ月、平均勤続年数は15年5ヶ月、平均年間給与は5,567,829円です。

関連企業

名称 住所 資本金(千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
株式会社ベストコ 大阪市中央区 10,000 商品企画 100.0 役員兼任あり、設備の賃貸
株式会社ENICY 東京都中央区 10,000 インターネット通信販売 100.0 役員兼任あり、資金援助あり
株式会社インターフォルム 神戸市中央区 45,000 インテリア関連用品の製造販売 100.0 役員兼任あり
グリーンパル株式会社 新潟県三条市 350,000 収納用品、園芸用品等の製造販売 100.0 役員兼任あり、債務保証

業績

指標 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(千円) 46,657,451 47,865,673 42,720,495 39,887,453 38,593,175 -3.2
経常利益(千円) 472,173 1,273,529 933,557 482,177 -131,805 -127.3
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 220,091 1,002,341 568,035 600,555 14,438 -97.6
包括利益(千円) 217,030 1,737,285 239,685 739,914 846,465 14.4
純資産額(千円) 20,497,441 21,699,762 21,264,628 21,765,249 22,425,171 3.0
総資産額(千円) 29,434,303 32,023,650 31,039,251 31,386,587 32,889,060 4.8

各指標の増減について

売上高は前年同期比で3.2%減少しました。これは、家庭用品卸売事業の売上が減少したことが主な要因です。経常利益は大幅に減少し、経常損失となりました。これは、物流費や人件費の高止まりが影響しています。親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少しましたが、包括利益は14.4%増加しました。これは、投資有価証券の売却益が寄与したためです。

今後の見通し

指標 2025年3月期 2026年3月期 2027年3月期 当期比(%)
売上高(千円) 38,780,000 40,300,000 42,000,000 3.0
経常利益(千円) 840,000 870,000 920,000 7.1

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高は2025年3月期に3.0%増加し、経常利益も7.1%増加する見込みです。これは、家庭用品卸売事業の再構築や新規取引先の開拓、物流体制の効率化が寄与するためです。

まとめ

中山福株式会社は、家庭用品卸売事業を中心に多岐にわたる事業を展開しています。2024年3月期の業績は厳しい状況でしたが、今後の見通しは改善が期待されます。特に、家庭用品卸売事業の再構築や新規取引先の開拓、物流体制の効率化が重要なポイントとなります。アナリストとしては、現状はやや不調ですが、今後の改善に期待が持てると評価します。


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