企業名 | 三菱ケミカルグループ株式会社 |
---|---|
URL | https://www.mcgc.com/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 50000.0 |
所在地 | 千代田区丸の内一丁目1番1号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社405社及び関連会社等147社から構成されており、機能商品、素材及びヘルスケアの3つの分野において事業活動を行っています。各分野はさらに、スペシャリティマテリアルズ、産業ガス、ヘルスケア、MMA、ベーシックマテリアルズの5つのセグメント及びその他の区分に分かれています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下のように分かれています。
- スペシャリティマテリアルズ: 高機能材料や特殊化学品を提供。需要の減退により売上が減少。
- 産業ガス: 産業用ガスの製造・販売。価格マネジメントや為替影響で売上が増加。
- ヘルスケア: 医薬品の製造・販売。新製品の販売が好調だが、薬価改定の影響で売上が減少。
- MMA: メタクリル酸メチルの製造・販売。市況の下落で売上が減少。
- ベーシックマテリアルズ: 石化製品や炭素製品の製造・販売。需要の減退と市況の下落で売上が減少。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
スペシャリティマテリアルズ | 25,127 |
産業ガス | 19,540 |
ヘルスケア | 5,577 |
MMA | 2,458 |
ベーシックマテリアルズ | 5,926 |
その他 | 6,635 |
全社(共通) | 1,095 |
合計 | 66,358 |
関連企業
主要な関連企業には以下のような企業があります。
- 三菱ケミカル株式会社
- 田辺三菱製薬株式会社
- 日本酸素ホールディングス株式会社
業績
項目 | 前期 | 当期 | 増減額 | 増減率(%) |
---|---|---|---|---|
売上収益 | 46,345 | 43,872 | △2,473 | △5.3 |
コア営業利益 | 3,256 | 2,081 | △1,175 | △36.1 |
営業利益 | 1,827 | 2,618 | 791 | 43.3 |
税引前利益 | 1,680 | 2,405 | 725 | 43.2 |
当期利益 | 1,355 | 1,784 | 429 | 31.6 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 964 | 1,196 | 232 | 24.0 |
各指標の増減について
売上収益は需要の減退や市況の下落により減少しましたが、営業利益や税引前利益はコスト削減や価格マネジメントの効果で増加しました。
今後の見通し
項目 | 当期 | 次期予想 | 増減額 | 増減率(%) |
---|---|---|---|---|
売上収益 | 43,872 | 46,230 | 2,358 | 5.4 |
コア営業利益 | 2,081 | 2,500 | 419 | 20.1 |
営業利益 | 2,618 | 2,100 | △518 | △19.8 |
税引前利益 | 2,405 | 1,710 | △695 | △28.9 |
当期利益 | 1,784 | 1,160 | △624 | △35.0 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 | 1,196 | 520 | △676 | △56.5 |
見通しの増減について
次期の売上収益とコア営業利益は需要の回復と市況の改善を見込んで増加する見通しです。一方、営業利益や税引前利益は一部のコスト増加や市場の不確実性により減少する見込みです。
まとめ
当社グループは、産業ガスやヘルスケアセグメントの好調な業績に支えられつつも、スペシャリティマテリアルズやベーシックマテリアルズの需要減退により全体的な売上が減少しました。今後は需要の回復と市況の改善を見込んでおり、特に産業ガスやヘルスケアセグメントの成長が期待されます。全体としては、現状はやや不調ですが、今後の見通しは改善傾向にあります。
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