| 企業名 | ラサ商事株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.rasaco.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2076.0 |
| 所在地 | 中央区日本橋蛎殻町一丁目１１番５号ＲＡＳＡ日本橋ビルディング |
企業概要
当社グループは、資源・金属素材関連事業、産機・建機関連事業、環境設備関連事業、プラント・設備工事関連事業、化成品関連事業及び不動産賃貸関連事業の6つの事業を展開しています。主要な連結子会社にはイズミ株式会社、旭テック株式会社、ラサ・リアルエステート株式会社があり、関連会社には大平洋機工株式会社があります。
各事業の内容と状況
当社グループの各事業の内容と現状について説明します。
- 資源・金属素材関連: ジルコンサンドを中心とする鉱産物の輸出入及び販売を行っています。近年はチタン関連素材やアルミナの輸入拡大を図っています。
- 産機・建機関連: 流送機器等の販売・メンテナンスを行い、特にワーマンポンプが主力商品です。建機関連では小型建設機械や耐震管敷設用機器の販売・レンタルを行っています。
- 環境設備関連: 高圧ポンプ群の輸入販売や水砕スラグ製造設備「ラサ・システム」の販売を行っています。
- プラント・設備工事関連: 石油精製、石油化学、ガス関連などのプラント及び関連工事の設計、施工、メンテナンスを行っています。
- 化成品関連: 自動車関連をはじめ、建材、電気、電子分野などに合成樹脂・化学製品を販売しています。
- 不動産賃貸関連: 保有する不動産を有効活用し、賃貸収益を確保しています。
従業員について
2024年3月31日現在の従業員の状況は以下の通りです。
| セグメントの名称 | 連結従業員数(名) |
|---|---|
| 資源・金属素材関連 | 13 |
| 産機・建機関連 | 120 |
| 環境設備関連 | 26 |
| プラント・設備工事関連 | 42 |
| 化成品関連 | 13 |
| 不動産賃貸関連 | 2 |
| 全社(共通) | 37 |
| 合計 | 253 |
提出会社の従業員数は196名、平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は13.8年、平均年間給与は8,605,784円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
| 名称 | 住所 | 資本金 (百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合(％) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| イズミ株式会社 | 東京都中央区 | 73 | 化成品関連 | 100.0 | 合成樹脂、化学品の販売 |
| 旭テック株式会社 | 千葉県袖ケ浦市 | 100 | プラント・設備工事関連 | 100.0 | プラント及び関連工事の施工、メンテナンス |
| ラサ・リアルエステート株式会社 | 東京都中央区 | 490 | 不動産賃貸関連 | 100.0 | グループ保有不動産の有効活用及び高付加価値化 |
| 大平洋機工株式会社 | 千葉県習志野市 | 490 | 産機・建機関連 | 45.5 | ポンプ類の購入及び原材料の販売 |
業績
当期の業績は以下の通りです。
| 項目 | 当期 (百万円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 279,160 | -5.9 |
| 営業利益 | 24,970 | -12.5 |
| 経常利益 | 28,160 | -5.6 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 19,970 | -5.5 |
各指標の増減について
売上高は資源・金属素材関連、プラント・設備工事関連、化成品関連が減収となったことが主な要因です。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も減益となりました。
今後の見通し
今後の見通しについての各指標の数値は以下の通りです。
| 項目 | 当期 (百万円) | 当期比 (%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 320,000 | +14.6 |
| 営業利益 | 23,000 | -7.9 |
| 経常利益 | 25,000 | -11.2 |
| 当期純利益 | 18,000 | -9.9 |
見通しの増減について
売上高は増加が見込まれていますが、営業利益、経常利益、当期純利益は減少が予想されています。これは、原材料価格の高騰や市場競争の激化が影響しているためです。
まとめ
当社グループは、資源・金属素材関連、産機・建機関連、環境設備関連、プラント・設備工事関連、化成品関連、不動産賃貸関連の6つの事業を展開しており、各事業の現状と見通しについて説明しました。業績は一部減収・減益となっていますが、今後の見通しでは売上高の増加が期待されています。市場環境の変化や原材料価格の動向に注意しつつ、持続的な成長を目指していくことが重要です。
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