企業名 | ユシロ化学工業株式会社 |
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URL | https://www.yushiro.co.jp/ |
業種 | 石油・石炭製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 4249.0 |
所在地 | 大田区千鳥2丁目34番16号 |
企業概要
当社グループは、主に金属加工油剤を生産・販売しており、国内外において各地域の現地法人が担当しています。日本、南北アメリカ、中国、東南アジア/インドの4地域を報告セグメントとしており、各地域で包括的な戦略を立案し事業活動を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループは、金属加工油剤の生産・販売を主な事業としています。日本セグメントでは、ビルメンテナンス製品も取り扱っています。各地域の事業状況は以下の通りです。
- 日本: 販売数量は前期並みで、原材料価格の上昇もありましたが、販売価格改定により増収・増益となりました。
- 南北アメリカ: 北米を中心に販売が好調で、大幅な増収・増益を達成しました。
- 中国: EV化シフトの影響で販売は伸び悩みましたが、収益性の改善に努め、通期では黒字を維持しました。
- 東南アジア/インド: 顧客の稼働率の回復により販売が堅調に推移し、増収・増益となりました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|---|
日本 | 384 | 45.7 | 19.05 | 6828 |
当社の労働組合は1954年に結成され、現在は全日産・一般業種労働組合連合会に加盟しています。労使の関係は安定しており、特記すべき事項はありません。
関連企業
当社グループには、以下の主要な関連企業があります。
- ユシロ運送㈱ (静岡県駿東郡小山町)
- ユシロ・ゼネラルサービス㈱ (静岡県駿東郡小山町)
- ユシロマニュファクチャリングアメリカInc. (米国インディアナ州シェルビービル市)
- クオリケムInc. (米国バージニア州セイラム市)
- ユシロドブラジルインダストリアケミカLtda. (ブラジル国サンパウロ州カサパバ市)
- ユシロメキシコS.A.de C.V. (メキシコ国グアナファト州)
- 上海尤希路化学工業有限公司 (中国上海市宝山区)
- 如東尤希路化学工業有限公司 (中国江蘇省南通市如東県)
- ユシロマレーシアSdn.Bhd. (マレーシア国セランゴール州プチョン)
- ユシロ(タイランド)Co.,Ltd. (タイ国チョンブリ県)
- サイアムシー・ビー・ケミカルCo.,Ltd. (タイ国チョンブリ県)
- ユシロインディアカンパニーPvt.Ltd. (インド国ハリヤナ州グルグラム)
- PT.ユシロインドネシア (インドネシア国西ジャワ州カラワン県)
業績
指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 37274 | 31661 | 37686 | 46794 | 52985 | 13.2 |
経常利益 (百万円) | 2718 | 1517 | 1543 | 1442 | 4628 | 220.8 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 1913 | 978 | 273 | 898 | 3010 | 234.9 |
包括利益 (百万円) | 722 | 1294 | 2406 | 4279 | 6265 | 46.4 |
純資産額 (百万円) | 31867 | 32170 | 33868 | 36984 | 42633 | 15.3 |
総資産額 (百万円) | 47320 | 48369 | 51085 | 56283 | 62169 | 10.5 |
各指標の増減について
売上高は前期比13.2%増の52,985百万円となり、経常利益は前期比220.8%増の4,628百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比234.9%増の3,010百万円となりました。これらの増加は、販売価格の改定や原価低減、円安による為替換算上の影響が主な要因です。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期実績 | 2027年3月期目標 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 52985 | 60000 | 13.2 |
営業利益 (百万円) | 3619 | 5000 | 38.2 |
経常利益 (百万円) | 4628 | 6100 | 31.8 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3010 | 4300 | 42.9 |
ROE (%) | 8.0 | 10.0 | 25.0 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は13.2%増の60,000百万円、営業利益は38.2%増の5,000百万円、経常利益は31.8%増の6,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は42.9%増の4,300百万円を目標としています。これらの増加は、新製品の拡販やコスト削減、価格改定の実施が要因です。
まとめ
当社グループは、金属加工油剤の生産・販売を主な事業とし、国内外で事業を展開しています。2024年3月期の業績は好調で、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに大幅な増加を達成しました。今後も新製品の拡販やコスト削減、価格改定を通じて、さらなる成長を目指しています。アナリストとしての視点から見ても、当社の現状と見通しは非常に好調であると言えます。
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