企業名 | パナソニックホールディングス株式会社 |
---|---|
URL | https://holdings.panasonic/jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 259274.0 |
所在地 | 門真市大字門真1006番地 |
企業概要
当社グループは、総合エレクトロニクスメーカーとして、国内外のグループ各社と連携し、開発・生産・販売・サービス活動を展開しています。主要な事業分野は「くらし事業」「オートモーティブ」「コネクト」「インダストリー」「エナジー」の5つのセグメントに分かれています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の5つのセグメントに分かれています。
- くらし事業: 家電、空調、照明、電気設備や業務用機器などを提供。2024年度は電材事業や北米コールドチェーン事業が増収となりましたが、海外家電事業の減収や欧州の需要減により全体では前年度並みの売上となりました。
- オートモーティブ: 車載向けのコックピットシステム、キャビンUX、EVパワエレなどを提供。2024年度は世界的な車載半導体のひっ迫が緩和し、増収となりました。
- コネクト: サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野でのソリューションを提供。2024年度はアビオニクス事業や現場ソリューション事業が堅調に推移し、増収となりました。
- インダストリー: 電子部品、FA・産業デバイス、電子材料などを提供。2024年度は中国FA市場や情報通信インフラ市場の市況低迷により減収となりました。
- エナジー: 乾電池、二次電池、産業用電池、車載用電池を提供。2024年度は北米での車載電池生産が好調に推移しましたが、国内工場の減産や民生・動力向けの販売減少により減収となりました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時雇用者数(人) |
---|---|---|
くらし事業 | 88,738 | 16,618 |
オートモーティブ | 29,177 | 2,190 |
コネクト | 27,960 | 1,279 |
インダストリー | 37,241 | 4,002 |
エナジー | 17,241 | 1,776 |
その他 | 26,642 | 3,040 |
全社 | 1,421 | 124 |
合計 | 228,420 | 29,029 |
提出会社の従業員数は1,421人で、平均年齢は43.7歳、平均勤続年数は17.9年、平均年間給与は9,304,992円です。
関連企業
当社グループは、国内外に多くの関連企業を持ち、各事業分野で緊密に連携しています。主要な関連企業には、パナソニック株式会社、パナソニック オートモーティブ システムズ株式会社、パナソニック コネクト株式会社などがあります。
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 8,378,942 | 8,496,420 | 1.4% |
税引前利益(百万円) | 316,409 | 425,239 | 34.4% |
親会社の所有者に帰属する当期純利益(百万円) | 265,502 | 443,994 | 67.3% |
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円) | 518,784 | 1,012,295 | 95.1% |
親会社の所有者に帰属する持分(百万円) | 3,618,402 | 4,544,076 | 25.6% |
資本合計(百万円) | 3,789,958 | 4,721,903 | 24.6% |
資産合計(百万円) | 8,059,527 | 9,411,195 | 16.8% |
各指標の増減について
2024年度の売上高は前年度比1.4%増の8兆4,964億円となりました。これは、オートモーティブやコネクトの販売増加が主な要因です。税引前利益は34.4%増の4,252億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は67.3%増の4,440億円となりました。これらの増益は、価格改定や合理化の進捗、米国インフレ抑制法に係る補助金の計上などが寄与しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 8,496,420 | 8,700,000 | 2.4% |
税引前利益(百万円) | 425,239 | 450,000 | 5.8% |
親会社の所有者に帰属する当期純利益(百万円) | 443,994 | 460,000 | 3.6% |
見通しの増減について
2025年度の売上高は前年度比2.4%増の8兆7,000億円、税引前利益は5.8%増の4,500億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は3.6%増の4,600億円を見込んでいます。これらの増加は、各事業の成長戦略の推進とコスト削減の取り組みが寄与する見通しです。
まとめ
当社グループは、2024年度において売上高、利益ともに増加を達成しました。特にオートモーティブやコネクトの事業が好調であり、今後も成長が期待されます。2025年度も引き続き増収増益を見込んでおり、各事業の成長戦略とコスト削減の取り組みが鍵となります。全体として、当社の業績は好調であり、今後も安定した成長が期待されます。
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