2024-06-25有価証券報告書 セコム株式会社

企業名 セコム株式会社
URL https://www.secom.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 66427.0
所在地 渋谷区神宮前一丁目5番1号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、セキュリティサービスを中心に、防災、メディカルサービス、保険、地理空間情報サービス、BPO・ICT、不動産賃貸などの事業を展開しています。国内外で多岐にわたるサービスを提供し、社会の安全と安心を支える企業です。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の主要な事業を展開しています:

  • セキュリティサービス事業: オンライン・セキュリティシステムや常駐警備、現金護送などを提供。
  • 防災事業: 自動火災報知設備や消火設備の設計、製造、販売、取付工事および保守業務。
  • メディカルサービス事業: 在宅医療サービス、シニアレジデンスの運営、医療機器・医薬品の販売。
  • 保険事業: 損害保険業務および保険代理店業務。
  • 地理空間情報サービス事業: 測量や計測で地理情報を集積し、加工・解析した空間情報サービスを提供。
  • BPO・ICT事業: データセンター事業、情報セキュリティサービス、クラウドサービス、BPOサービス。
  • その他事業: 不動産賃貸および建築設備工事。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 臨時従業員数(人)
セキュリティサービス事業 41,335 4,601
防災事業 4,211 314
メディカルサービス事業 2,456 709
保険事業 631 25
地理空間情報サービス事業 2,805 517
BPO・ICT事業 11,499 2,277
その他事業 1,223 2,017
全社(共通) 584 なし
合計 64,744 10,460

関連企業

当社グループには、連結子会社151社および持分法適用関連会社17社が含まれます。主要な関連企業には、セコム上信越株式会社、セコム北陸株式会社、セコム山梨株式会社、セコム三重株式会社、株式会社アサヒセキュリティ、株式会社セノン、能美防災株式会社、ニッタン株式会社、セコム医療システム株式会社、セコム損害保険株式会社、株式会社パスコ、セコムトラストシステムズ株式会社、株式会社アット東京、株式会社TMJなどがあります。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 1,101,307 1,154,740 4.9
経常利益 (百万円) 156,124 166,859 6.9
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 96,085 101,951 6.1
包括利益 (百万円) 121,492 154,928 27.5
純資産 (百万円) 1,316,047 1,390,689 5.7
総資産 (百万円) 1,989,062 2,080,781 4.6
1株当たり純資産額 (円) 5,427.63 5,816.74 7.2
1株当たり当期純利益 (円) 445.02 482.04 8.3
自己資本比率 (%) 58.5 58.8 0.3
自己資本利益率 (%) 8.4 8.5 1.2
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 146,426 165,760 13.2
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △70,446 △162,269 130.3
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △77,836 △95,488 22.7
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 513,592 424,173 △17.4

各指標の増減について

売上高は、セキュリティサービス事業の増収や新たに連結子会社となった株式会社セノンの寄与により増加しました。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も増加し、過去最高を達成しました。包括利益は、投資有価証券の評価益の増加などにより大幅に増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (百万円) 1,154,740 1,200,000 3.9
経常利益 (百万円) 166,859 175,000 4.9
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 101,951 105,000 3.0

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は引き続き増加が見込まれています。セキュリティサービス事業や防災事業の拡大、新たな技術の導入によるサービスの高度化が期待されます。

まとめ

当社グループは、セキュリティサービスを中心に多岐にわたる事業を展開し、安定した成長を続けています。業績は好調であり、今後もさらなる成長が期待されます。特に、セキュリティサービス事業の拡大や新技術の導入が業績向上の鍵となるでしょう。投資家にとっては、安定した収益基盤と成長性を兼ね備えた魅力的な投資先と言えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。