| 企業名 | ＧＭＢ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.gmb.jp/ |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 863.0 |
| 所在地 | 磯城郡川西町大字吐田１５０番地３ |
企業概要
当社グループは、GMB株式会社を中心に、連結子会社13社および持分法適用の関連会社1社で構成され、自動車部品の製造・販売を主な業務としています。製品は主に補修用部品と新車用部品に分かれ、それぞれ異なる販売戦略を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の通りです：
- 駆動・伝達及び操縦装置部品：ユニバーサルジョイント、ステアリングジョイント、等速ジョイントなど。
- 冷却装置部品：ウォーターポンプ、電動ウォーターポンプ、ファンクラッチなど。
- ベアリング：テンショナー・アイドラー・ベアリング、ボールベアリング、ハブベアリングなど。
各事業の現状と見通しは以下の通りです：
- 駆動・伝達及び操縦装置部品：新車用部品市場での販売が増加し、売上高は前期比10.3%増。
- 冷却装置部品：電動化対応製品の販路拡大により、売上高は前期比11.3%増。
- ベアリング：取扱製品の拡大により、売上高は前期比14.1%増。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 日本 | 307 | 47 |
| 米国 | 38 | 55 |
| 韓国 | 757 | 0 |
| 中国 | 970 | 28 |
| タイ | 347 | 0 |
| 欧州 | 118 | 6 |
| 豪州 | 6 | 0 |
| 合計 | 2543 | 136 |
平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は17.4年、平均年間給与は600.5万円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- GMB NORTH AMERICA INC.（米国）
- GMB USA INC.（米国）
- GMB KOREA CORP.（韓国）
- GMB AGtech Corp.（韓国）
- GMB ELPIS CORP.（韓国）
- 青島吉明美机械制造有限公司（中国）
- 青島吉明美汽車配件有限公司（中国）
- 吉明美（杭州）汽配有限公司（中国）
- 吉明美汽配（南通）有限公司（中国）
- THAI GMB INDUSTRY CO.,LTD.（タイ）
- GMB RUS AUTOMOTIVE LLC（ロシア）
- GMB ROMANIA AUTO INDUSTRY S.R.L.（ルーマニア）
- GMB OCEANIA PTY.LTD.（豪州）
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 87,169,749 | 96,291,785 | 10.5% |
| 経常利益（千円） | 3,319,845 | 1,328,784 | -60.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 1,213,079 | 408,988 | -66.3% |
| 包括利益（千円） | 3,721,426 | 1,462,467 | -60.7% |
| 純資産額（千円） | 32,006,150 | 33,281,748 | 4.0% |
| 総資産額（千円） | 79,243,052 | 85,144,108 | 7.4% |
各指標の増減について
売上高は電動化対応製品の販路拡大により10.5%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ60.0%と66.3%減少しました。これは主に韓国における退職給付費用の増加や為替差益の減少によるものです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月（予測） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 96,291,785 | 105,000,000 | 9.0% |
| 経常利益（千円） | 1,328,784 | 2,000,000 | 50.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 408,988 | 800,000 | 95.6% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は9.0%増加、経常利益は50.6%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は95.6%増加する見込みです。これは電動化対応製品のさらなる販路拡大とコスト削減努力が寄与するためです。
まとめ
当社グループは、電動化対応製品の販路拡大とコスト削減努力により、売上高と利益の増加を見込んでいます。現状の業績は一部指標で減少が見られますが、今後の見通しは好調です。アナリストとしては、当社の成長戦略と市場環境の変化に注目しつつ、引き続き注視していく必要があります。
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