企業名 | 稲畑産業株式会社 |
---|---|
URL | https://www.inabata.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 9364.0 |
所在地 | 大阪市中央区南船場一丁目15番14号 |
企業概要
当社グループは、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の各分野における商品の販売及び製造を主たる業務としています。グローバルに事業を展開し、19カ国に約70の拠点を持ち、顧客や社会のニーズに応えることで価値ある存在として進化を続けています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業内容は以下の通りです。
- 情報電子事業: 太陽電池や二次電池関連材料の販売が増加し、売上が増加しました。フラットパネルディスプレイ(FPD)関連では車載向け、有機EL関連が堅調に推移しました。
- 化学品事業: 新規の連結子会社化の影響により、売上が増加しました。ウレタン関連の販売が増加しましたが、米国向けの輸出販売が減少しました。
- 生活産業事業: 新規の連結子会社化の影響により、売上が増加しました。医薬品・家庭用品・防殺虫剤関連の原料販売が堅調に推移しました。
- 合成樹脂事業: 中国における日系自動車向けや東南アジアにおけるOA・家電関連向けの在庫調整による販売数量減により、売上が減少しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
情報電子 | 407 |
化学品 | 701 |
生活産業 | 268 |
合成樹脂 | 2990 |
全社(共通) | 265 |
合計 | 4631 |
平均年齢: 41.5歳、平均勤続年数: 13.7年、平均年間給与: 928.5万円
関連企業
当社グループには、以下の主要な関連企業があります。
- アイ・アンド・ピー株式会社(合成樹脂製品の製造及び販売)
- 稲畑ファインテック株式会社(化成品・工業薬品・染料・合成樹脂の販売)
- INABATA AMERICA CORPORATION(化学品・電子材料・合成樹脂等の輸出入及び販売)
- INABATA EUROPE GmbH(電子材料・合成樹脂・ファインケミカルの輸出入及び販売)
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 735,620 | 766,022 | 4.1 |
経常利益(百万円) | 19,110 | 21,393 | 11.9 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 19,478 | 20,000 | 2.7 |
包括利益(百万円) | 15,129 | 30,021 | 98.3 |
純資産額(百万円) | 181,507 | 206,754 | 13.9 |
総資産額(百万円) | 380,443 | 427,320 | 12.3 |
1株当たり純資産額(円) | 3,214.42 | 3,624.01 | 12.7 |
1株当たり当期純利益(円) | 343.31 | 362.17 | 5.5 |
自己資本比率(%) | 47.2 | 46.8 | -0.4 |
自己資本利益率(%) | 11.0 | 10.5 | -0.5 |
各指標の増減について
売上高は4.1%増加し、過去最高を更新しました。経常利益は11.9%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も2.7%増加しました。包括利益は98.3%増加し、純資産額も13.9%増加しました。一方、自己資本比率と自己資本利益率は若干減少しましたが、全体的には好調な業績を維持しています。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 766,022 | 830,000 | 8.4 |
営業利益(百万円) | 21,190 | 22,500 | 6.2 |
経常利益(百万円) | 21,393 | 21,500 | 0.5 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 20,000 | 17,000 | -15.0 |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は8.4%増加、営業利益は6.2%増加、経常利益は0.5%増加と予想されています。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は15.0%減少する見込みです。これは、物価上昇や金融資本市場の変動、中国経済の先行き懸念などの不透明な状況が影響しています。
まとめ
当社グループは、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の各分野で堅調な業績を維持しています。特に売上高と経常利益は過去最高を更新し、今後も成長が期待されます。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益の減少が予想されるため、今後の経済環境や市場動向に注視する必要があります。全体としては好調な業績を維持しており、今後の成長にも期待が持てます。
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