2024-06-24有価証券報告書 福山通運株式会社

企業名 福山通運株式会社
URL https://corp.fukutsu.co.jp/
業種 陸運業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 30310.0
所在地 福山市東深津町四丁目20番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

この企業は、運送事業を中心に、流通加工事業、国際事業、不動産賃貸業など多岐にわたる事業を展開しています。連結子会社43社、非連結子会社1社、関連会社6社で構成され、全国および国際的な輸送ネットワークを形成しています。

各事業の内容と状況

企業の主な事業は以下の通りです:

  • 運送事業:貨物自動車運送事業、港湾運送事業、その他付帯事業を含みます。全国に広がる輸送ネットワークを活用し、安定した輸送サービスを提供しています。
  • 流通加工事業:倉庫業と流通加工業を含み、顧客の多様なニーズに対応しています。
  • 国際事業:国際運送業、国際利用運送業、通関業を含み、ASEAN地域での営業を強化しています。
  • その他事業:不動産賃貸業、物品販売事業、コンビニエンスストア事業、損害保険代理業、ボウリング事業、旅行業、警備業、労働者派遣業、電気設備工事業など多岐にわたります。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 平均臨時従業員数(名)
運送事業 20,458 3,463
流通加工事業 269 453
国際事業 623 4
その他事業 266 180
全社(共通) 406 18
合計 22,022 4,118

平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は15.4年、平均年間給与は501.4万円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

  • 北海道福山通運株式会社
  • 北東北福山通運株式会社
  • 南東北福山通運株式会社
  • 関東福山通運株式会社
  • 甲信越福山通運株式会社
  • 近畿福山通運株式会社
  • 岡山福山通運株式会社
  • 山陰福山通運株式会社
  • 四国福山通運株式会社
  • 高知福山通運株式会社
  • 九州福山通運株式会社
  • 南九州福山通運株式会社
  • 沖縄福山通運株式会社
  • 東京福山通運株式会社

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 293,358 287,563 -2.0%
経常利益 (百万円) 22,985 12,973 -43.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 20,791 7,834 -62.3%
包括利益 (百万円) 16,766 28,939 +72.6%
純資産額 (百万円) 270,381 296,415 +9.6%
総資産額 (百万円) 477,015 503,391 +5.5%
1株当たり純資産額 (円) 6,589.57 7,279.17 +10.5%
1株当たり当期純利益金額 (円) 513.72 193.56 -62.3%
自己資本比率 (%) 55.9 58.5 +2.6%
自己資本利益率 (%) 8.0 2.8 -5.2%
株価収益率 (倍) 7.0 18.7 +167.1%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 31,018 18,503 -40.3%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -7,696 -26,796 -248.1%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -18,577 -6,185 +66.7%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 43,524 29,053 -33.2%

各指標の増減について

売上高は前期比で2.0%減少しましたが、これは消費活動の低迷や国際物流の混乱が正常化したことによるものです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少しましたが、これは労働環境の改善に向けた人件費や傭車費の増加が主な要因です。一方、包括利益と純資産額は増加しており、これは投資有価証券の時価評価が影響しています。

今後の見通し

指標 2024年3月 2026年3月(計画) 当期比(%)
売上高 (百万円) 287,563 340,000 +18.2%
営業利益 (百万円) 10,448 18,000 +72.2%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高と営業利益はそれぞれ18.2%と72.2%の増加が見込まれています。これは、運送事業の運賃適正化や顧客業種の拡大、流通加工事業の拠点数および事業面積の拡大、国際事業の営業力強化などが要因です。

まとめ

この企業は、運送事業を中心に多岐にわたる事業を展開しており、全国および国際的な輸送ネットワークを形成しています。2024年3月期の業績は減少傾向にありましたが、今後の見通しは明るく、売上高と営業利益の大幅な増加が期待されています。アナリストとしての視点から見ると、企業は持続可能な成長を目指しており、今後の展開に注目が必要です。


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