2024-06-24有価証券報告書玉井商船株式会社

有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社と連結子会社(T.S. Central Shipping Co.,Ltd.、大四マリン(株)及び本山パインクレスト(株))の計４社で構成されており、外航海運業、内航海運業及び不動産賃貸業を展開しております。

当社グループは以下の事業を展開しています：

外航海運業: T.S. Central Shipping Co., Ltd.からの長期定期用船船舶４隻を中心に、主要荷主である日本軽金属(株)向けの水酸化アルミ輸送や全農向けの穀物輸送を行っています。
内航海運業: 内航貨物船１隻を長期定期用船し、水酸化アルミ輸送を行っています。また、当社所有の内航タンカー１隻及び液化ガスばら積船１隻を大四マリン㈱に裸貸船し、同社は船員配乗のうえ、定期貸船を行っています。
不動産賃貸業: 賃貸用集合住宅を数室所有し、不動産賃貸業を営んでいます。本山パインクレスト㈱も賃貸用不動産を所有し不動産賃貸業を営んでいます。

区分	従業員数(人)	平均年齢(歳)	平均勤続年数(年)	平均年間給与(千円)
陸上従業員	16	41.5	16.8	7766
海上従業員	7	34.0	11.3	8295
合計	23	39.2	14.4	7867

指標	2023年3月	2024年3月	前期比(%)
営業収益 (千円)	7,307,192	6,219,832	-14.9
経常利益 (千円)	1,185,351	995,087	-16.1
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円)	820,955	731,584	-10.9
包括利益 (千円)	839,726	974,590	16.1
純資産額 (千円)	6,632,448	7,373,863	11.2

営業収益は前期比で14.9%減少しましたが、これは主に外航海運業の収益減少によるものです。経常利益も16.1%減少しましたが、これは営業収益の減少と関連しています。一方、包括利益は16.1%増加しましたが、これは主に投資有価証券の評価益が増加したためです。

指標	2024年3月	2025年3月 (予測)	当期比(%)
営業収益 (千円)	6,219,832	6,500,000	4.5
経常利益 (千円)	995,087	1,050,000	5.5
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円)	731,584	750,000	2.5

今後の見通しとして、営業収益は4.5%の増加が見込まれています。これは主に外航海運業の回復と新規契約の獲得によるものです。経常利益も5.5%の増加が予測されており、これは営業収益の増加と効率的な運航管理によるものです。

当社グループの業績は、外航海運業の収益減少により一時的に低迷しましたが、包括利益や純資産額は増加しており、財務基盤は安定しています。今後の見通しも明るく、営業収益や経常利益の増加が期待されます。全体として、当社の現状と見通しは好調であると言えます。

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。