| 企業名 | 株式会社東京精密 |
|---|---|
| URL | https://www.accretech.com/ |
| 業種 | 精密機器 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 11000.0 |
| 所在地 | 八王子市石川町２９６８番地２ |
企業概要
当社グループは、当社及び子会社29社、関連会社1社で構成され、半導体製造装置並びに計測機器の製造販売を主な内容とした事業活動を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は主に以下の2つのセグメントに分かれています。
- 半導体製造装置: ウェーハプロービングマシン、ウェーハダイシングマシン等を扱い、主に当社が生産を担当しています。販売及びアフターサービスは当社が中心となって行い、海外では各地域の子会社が販売を担当しています。
- 計測機器: 三次元座標測定機、表面粗さ・輪郭形状測定機等を扱い、当社及び子会社が生産と販売を担当しています。海外では各地域の子会社が販売を担当しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
|---|---|
| 半導体製造装置 | 1463 |
| 計測機器 | 983 |
| 全社(共通) | 212 |
| 合計 | 2658 |
従業員数は就業人員数です。臨時従業員の年間平均雇用人員数は1,225名です。
関連企業
当社グループには以下の主要な関連企業があります。
- ㈱東精エンジニアリング
- ㈱トーセーシステムズ
- ACCRETECH AMERICA INC.
- ACCRETECH(EUROPE)GmbH
- ACCRETECH KOREA CO.,LTD.
- 東精精密設備(上海)有限公司
- ACCRETECH TAIWAN CO.,LTD.
- ACCRETECH(MALAYSIA)SDN.BHD.
- ACCRETECH ADAMAS(THAILAND)CO.,LTD.
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 146,801 | 134,680 | -8.3% |
| 経常利益 (百万円) | 35,297 | 26,453 | -25.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 23,630 | 19,378 | -18.0% |
| 包括利益 (百万円) | 24,745 | 21,152 | -14.5% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比8.3%減少しました。これは、半導体製造装置部門での民生エレクトロニクス製品の需要低迷が主な要因です。経常利益は25.1%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益も18.0%減少しました。包括利益も14.5%減少しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 134,680 | 150,000 | +11.4% |
| 経常利益 (百万円) | 26,453 | 30,000 | +13.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 19,378 | 22,000 | +13.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は11.4%増加し、経常利益は13.4%増加、親会社株主に帰属する当期純利益も13.5%増加する見込みです。これは、半導体製造装置部門での需要回復と計測機器部門での新規需要の拡大が期待されるためです。
まとめ
当社グループの業績は、半導体製造装置部門での需要低迷により減収減益となりましたが、計測機器部門では堅調な売上を維持しました。今後の見通しとしては、半導体製造装置部門での需要回復と計測機器部門での新規需要の拡大が期待され、業績の回復が見込まれます。アナリストとしての視点からは、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調と評価できます。
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