企業名 | 株式会社富士通ゼネラル |
---|---|
URL | https://www.fujitsu-general.com/jp/ |
業種 | 電気機器 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 18089.0 |
所在地 | 川崎市高津区末長三丁目3番17号 |
企業概要
当社および連結子会社44社は、空調機、情報通信・電子デバイスの両部門において、製品および部品の開発、製造、販売ならびにサービスの提供を主な事業としています。主要製品は空調機、情報通信・電子デバイスであり、富士通㈱との連携体制により開発、製造および販売を行っています。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に「空調機」と「情報通信・電子デバイス」の2つの部門に分かれています。
空調機
空調機部門では、ルームエアコン、パッケージエアコン、ビル用マルチエアコンなどを取り扱っています。国内外での販売が行われており、特に欧州、北米、インド、日本を重点市場としています。
情報通信・電子デバイス
情報通信・電子デバイス部門では、消防システム、防災システム、外食産業向けソリューション、医療向け外来情報ソリューションなどを提供しています。特に公共向けの消防・防災システムの需要が増加しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|---|
空調機 | 1137 | 42.9 | 17.7 | 7228 |
情報通信・電子デバイス | 264 | 42.9 | 17.7 | 7228 |
全社(共通) | 333 | 42.9 | 17.7 | 7228 |
合計 | 1734 | 42.9 | 17.7 | 7228 |
関連企業
当社の関連企業には、Fujitsu General (Thailand) Co.,Ltd.、Fujitsu General America,Inc.、Fujitsu General (Euro) GmbHなどがあります。これらの企業は、空調機の製造・販売を行っており、当社の主要な関連企業です。
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 371019 | 316476 | -14.7 |
経常利益 (百万円) | 17432 | 14375 | -17.5 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 8694 | 3067 | -64.7 |
包括利益 (百万円) | 11744 | 10703 | -8.9 |
純資産額 (百万円) | 139570 | 146579 | 5.0 |
総資産額 (百万円) | 298390 | 275634 | -7.6 |
各指標の増減について
売上高は前期比で14.7%減少しました。これは主に海外向け空調機の減収が影響しています。経常利益も17.5%減少しましたが、これは円安の進行など為替変動に伴う為替差益の計上によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益は64.7%減少しましたが、これは特別損失として独禁法関連損失等を計上したことが影響しています。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月 (予測) | 当期比(%) |
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売上高 (百万円) | 316476 | 330000 | 4.3 |
経常利益 (百万円) | 14375 | 15000 | 4.3 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3067 | 4000 | 30.4 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は4.3%増加する見込みです。これは国内外での空調機の需要回復が期待されるためです。経常利益も4.3%増加する見込みであり、親会社株主に帰属する当期純利益は30.4%増加する見込みです。
まとめ
当社の業績は、海外向け空調機の減収が影響し、全体的に減少傾向にあります。しかし、国内向け空調機および情報通信システムの売上は増加しており、今後の見通しも明るいです。特に、空調機部門では欧州、北米、インド、日本を重点市場とし、事業拡大を図っています。情報通信・電子デバイス部門でも、公共向けの消防・防災システムの需要が増加しており、今後の成長が期待されます。
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