| 企業名 | 株式会社大紀アルミニウム工業所 |
|---|---|
| URL | https://www.dik-net.com/ |
| 業種 | 非鉄金属 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 6346.0 |
| 所在地 | 大阪市北区中之島三丁目６番３２号 |
企業概要
当社グループは、アルミニウム二次合金地金の製造・販売を主な事業とし、溶解技術を活かした溶解炉の新築補修なども行っています。国内外に多くの子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループの主要事業は以下の通りです：
- アルミニウム二次合金の製造・販売
- 溶解炉の新築補修
- ダイカスト製品の製造・販売
アルミニウム二次合金事業は、国内外の自動車産業向けに需要が高く、特に東南アジア市場での成長が期待されています。
従業員について
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 317 | 42.8 | 15.3 | 7177 |
当社グループの従業員数は1265人で、そのうち臨時従業員は122人です。労働環境の改善やダイバーシティの推進に力を入れています。
関連企業
当社グループには以下の主要な関連企業があります：
- ㈱九州ダイキアルミ
- ㈱北海道ダイキアルミ
- ダイキアルミニウム インダストリー（タイランド）
- ダイキアルミニウム インダストリー（マレーシア）
- ダイキアルミニウム インダストリー インドネシア
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 273,033 | 262,671 | -3.8% |
| 経常利益 (百万円) | 13,890 | 4,167 | -70.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 9,726 | 3,244 | -66.6% |
| 包括利益 (百万円) | 12,687 | 6,560 | -48.3% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で3.8%減少しました。これは、特に東南アジア向けの部品輸出が力強さを欠いたことが主な要因です。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に減少しましたが、これは原料価格と製品販売価格の価格差（スプレッド）が縮小したためです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 262,671 | 270,000 | +2.8% |
| 経常利益 (百万円) | 4,167 | 5,000 | +20.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3,244 | 4,000 | +23.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高が2.8%増加する見込みです。これは、自動車生産の復調や半導体不足の解消が進むことが期待されているためです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ20.0%と23.3%の増加が見込まれています。
まとめ
当社グループの業績は、2024年3月期において減少傾向にありましたが、今後の見通しは明るいです。自動車産業の復調や半導体不足の解消が進むことで、売上高や利益の増加が期待されています。全体として、当社グループは持続的な成長を目指し、環境保全や地域社会への貢献にも力を入れています。
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