| 企業名 | 株式会社北川鉄工所 |
|---|---|
| URL | https://www.kiw.co.jp/ |
| 業種 | 機械 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 8640.0 |
| 所在地 | 府中市元町７７番地の１ |
企業概要
この企業は、工作機器、産業機械、金属素形材の製造・販売を行っており、国内外に多くの関連企業を持つグローバルな企業です。主要な事業部門は「キタガワ グローバル ハンド カンパニー」、「キタガワ サン テック カンパニー」、「キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー」の3つです。
各事業の内容と状況
各事業の内容と現状、見通しについて説明します。
キタガワ グローバル ハンド カンパニー（工作機器事業）
旋盤用チャック、油圧回転シリンダ、NC円テーブル、パワーバイスおよびグリッパなどの製造・販売を行っています。国内市場シェアの過半を占める旋盤用チャックが主力製品です。
キタガワ サン テック カンパニー（産業機械事業）
コンクリートプラント、コンクリートミキサ、ビル建築用クレーン、環境関連設備、リサイクルプラント、自走式立体駐車場などの製造・販売を行っています。
キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー（金属素形材事業）
生型機械鋳造、ロストワックス精密鋳造、消失模型鋳造の製法により自動車部品、建設機械部品、農業機械部品の製造・販売を行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) |
|---|---|
| キタガワ グローバル ハンド カンパニー | 456 |
| キタガワ サン テック カンパニー | 404 |
| キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー | 1456 |
| その他 | 108 |
| 全社共通 | 111 |
| 合計 | 2535 |
提出会社の従業員数は1427人で、平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は16.8年、平均年間給与は535.8万円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 北川冷機㈱（広島県世羅郡世羅町）
- ㈱北川製作所（広島県府中市）
- ㈱AileLinX（広島県府中市）
- ケメット・ジャパン㈱（千葉県千葉市花見川区）
- システム精工㈱（新潟県長岡市）
- KITAGAWA (THAILAND) CO.,LTD.（タイ チョンブリ県）
- KITAGAWA TRADING (THAILAND) CO.,LTD.（タイ バンコク都）
- KITAGAWA MEXICO,S.A.DE C.V.（メキシコ アグアスカリエンテス州）
- 北川(瀋陽)工業機械製造有限公司（中国 遼寧省瀋陽市）
- 上海北川鉄社貿易有限公司（中国 上海市）
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 59700 | 61567 | 3.1 |
| 経常利益 (百万円) | 1034 | 2409 | 133.0 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | △418 | 1267 | – |
| 包括利益 (百万円) | 1025 | 3341 | 225.9 |
| 純資産額 (百万円) | 37066 | 40031 | 8.0 |
| 総資産額 (百万円) | 74480 | 80142 | 7.6 |
| 1株当たり純資産額 (円) | 3993.20 | 4336.42 | 8.6 |
| 1株当たり当期純利益 (円) | △45.15 | 137.27 | – |
| 自己資本比率 (％) | 49.5 | 49.9 | 0.4 |
各指標の増減について
売上高は前期比3.1%増加し、経常利益は133.0%増加しました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期の損失から黒字に転換しました。包括利益も大幅に増加し、225.9%の増加となりました。純資産額と総資産額もそれぞれ8.0%と7.6%増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 61567 | 63000 | 2.3 |
| 経常利益 (百万円) | 2409 | 2500 | 3.8 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 1267 | 1300 | 2.6 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.3%の増加、経常利益は3.8%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は2.6%の増加が予想されています。
まとめ
この企業は、工作機器、産業機械、金属素形材の製造・販売を行うグローバルな企業であり、各事業部門での取り組みが功を奏し、業績は堅調に推移しています。特に、金属素形材事業においては、自動車部品の売上が堅調に推移し、黒字転換を果たしました。今後も売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が見込まれており、企業の成長が期待されます。
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