企業名 | 株式会社ノリタケカンパニーリミテド |
---|---|
URL | https://www.noritake.co.jp/ |
業種 | ガラス・土石製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 15632.0 |
所在地 | 名古屋市西区則武新町三丁目1番36号 |
企業概要
当社は、工業機材、セラミック・マテリアル、エンジニアリング、食器の4つの事業部門を中心に、製造販売を行っています。子会社24社(連結子会社22社)及び関連会社5社(持分法適用会社4社)で構成され、国内外で事業活動を展開しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の4つの部門に分かれています。
- 工業機材事業: 研削砥石やダイヤモンド工具の製造・販売を行い、国内外で広く展開しています。
- セラミック・マテリアル事業: 電子ペーストや厚膜回路基板などを製造・販売し、特にエレクトロニクス分野での需要が高まっています。
- エンジニアリング事業: 各種工業炉やスタティックミキサーの製造・販売を行い、エネルギーやエレクトロニクス分野での成長が期待されています。
- 食器事業: 陶磁器等の食器を製造・販売し、国内外での市場拡大を目指しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 臨時従業員数(名) |
---|---|---|
工業機材 | 2393 | 234 |
セラミック・マテリアル | 824 | 123 |
エンジニアリング | 322 | 26 |
食器 | 1009 | 275 |
全社(共通) | 273 | 32 |
合計 | 4821 | 690 |
平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は21.1年、平均年間給与は6,591千円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 日本レヂボン株式会社(工業機材)
- 共立マテリアル株式会社(セラミック・マテリアル)
- ノリタケ伊勢電子株式会社(セラミック・マテリアル)
- 株式会社ノリタケTCF(エンジニアリング)
- Noritake Co., Inc.(米国)(工業機材、セラミック・マテリアル、エンジニアリング、食器)
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 139,494 | 137,912 | -1.1% |
経常利益 (百万円) | 12,405 | 14,643 | 18.0% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 10,024 | 11,480 | 14.5% |
包括利益 (百万円) | 12,235 | 22,299 | 82.3% |
純資産額 (百万円) | 128,961 | 147,970 | 14.7% |
総資産額 (百万円) | 180,585 | 202,069 | 11.9% |
各指標の増減について
売上高は前期比で1.1%減少しましたが、経常利益は18.0%増加しました。これは、価格改定の効果やプロダクトミックスの変化による売上総利益率の改善が主な要因です。また、親会社株主に帰属する当期純利益も14.5%増加しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 137,912 | 145,000 | 5.1% |
経常利益 (百万円) | 14,643 | 15,500 | 5.9% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 11,480 | 12,000 | 4.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は5.1%増加、経常利益は5.9%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は4.5%増加する見込みです。これは、成長領域への注力と経営基盤の強化が主な要因です。
まとめ
当社の業績は、売上高が若干減少したものの、利益率の改善と円安の効果により増益となりました。今後も成長領域への注力と経営基盤の強化を進めることで、さらなる業績向上が期待されます。アナリストとしての視点から見ても、現状と見通しは好調であると評価できます。
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