2024-06-24有価証券報告書 株式会社クレオ

企業名 株式会社クレオ
URL https://kreo.jp/
業種 情報・通信業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 3149.0
所在地 品川区東品川四丁目10番27号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、ICTサービス市場において幅広いソリューションを提供する企業です。主要な事業はソリューションサービス事業、受託開発事業、システム運用・サービス事業、サポートサービス事業の4つに分かれています。これらの事業を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、持続的な成長を目指しています。

各事業の内容と状況

当社の各事業の内容と現状、見通しについて説明します。

  • ソリューションサービス事業: 人事給与・会計ソリューション「ZeeM」を提供。働き方改革関連法の施行に伴い、長時間労働を抑制するソリューションの需要が増加しています。
  • 受託開発事業: 富士通グループやアマノ株式会社などの大手企業に対してシステム受託開発サービスを提供。安定的な人財確保が課題です。
  • システム運用・サービス事業: 主に国内大手ポータルサイト事業者に対してシステム開発・保守・運用サービスを提供。顧客数の増加とサービス範囲の拡充が課題です。
  • サポートサービス事業: ヘルプデスクやテクニカルサポートを中心としたサポート&サービスを提供。新規顧客の拡大とサービスの高付加価値化が課題です。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均年齢(才) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
ソリューションサービス事業 231 41.7 14.2 5,723,996
受託開発事業 209 41.7 14.2 5,723,996
システム運用・サービス事業 192 41.7 14.2 5,723,996
サポートサービス事業 525 41.7 14.2 5,723,996
全社(共通) 55 41.7 14.2 5,723,996
合計 1212 41.7 14.2 5,723,996

関連企業

  • 株式会社ココト: システムやネットワークの構築、各種業務アプリケーションの開発、運用サポートを提供。
  • 株式会社ブライエ: ヘルプデスクを中心としたサポート&サービスを提供。
  • 株式会社アダムスコミュニケーション: マーケティングリサーチを中心としたサポート&サービスを提供。
  • アマノ株式会社: 時間情報事業、パーキング事業、環境事業、クリーンシステム事業等を展開。

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 14689 14351 -2.3%
経常利益(百万円) 911 1100 20.7%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 487 717 47.2%
包括利益(百万円) 469 718 53.1%
純資産額(百万円) 6904 7296 5.7%
総資産額(百万円) 9748 10057 3.2%
1株当たり純資産額(円) 869.04 917.75 5.6%
1株当たり当期純利益(円) 60.99 90.26 48.0%
自己資本比率(%) 70.8 72.5 2.4%
自己資本利益率(%) 7.0 10.1 44.3%
株価収益率(倍) 14.7 11.9 -19.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 515 2174 322.1%
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -350 -172 50.9%
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -571 -329 42.4%
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 3910 5584 42.8%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で2.3%減少しましたが、経常利益は20.7%増加しました。これは、ソリューションサービス事業の高原価プロジェクトの収束によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も47.2%増加し、包括利益も53.1%増加しました。自己資本比率と自己資本利益率もそれぞれ2.4%、44.3%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予想) 当期比(%)
売上高(百万円) 14351 15000 4.5%
経常利益(百万円) 1100 1200 9.1%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 717 800 11.6%
包括利益(百万円) 718 810 12.8%
純資産額(百万円) 7296 7500 2.8%
総資産額(百万円) 10057 10500 4.4%
1株当たり純資産額(円) 917.75 950.00 3.5%
1株当たり当期純利益(円) 90.26 95.00 5.3%
自己資本比率(%) 72.5 73.0 0.7%
自己資本利益率(%) 10.1 10.5 4.0%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は4.5%増加し、経常利益は9.1%増加する見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益も11.6%増加する見通しです。これらの増加は、各事業の強化と新規顧客の獲得によるものです。

まとめ

当社の業績は、ソリューションサービス事業の高原価プロジェクトの収束や新規顧客の獲得により、全体的に好調です。今後も各事業の強化と新規顧客の獲得を進めることで、さらなる成長が期待されます。特に、ソリューションサービス事業と受託開発事業の成長が見込まれています。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


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