| 企業名 | 杏林製薬株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.kyorin-pharm.co.jp/ |
| 業種 | 医薬品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 700.0 |
| 所在地 | 千代田区大手町一丁目３番７号 |
企業概要
この企業は、医薬品の製造・販売を主な事業としています。2023年4月1日に完全子会社であった杏林製薬株式会社を吸収合併し、商号を「杏林製薬株式会社」に変更しました。現在、当社グループは当社、子会社2社及び関連会社1社で構成されています。
各事業の内容と状況
当社グループは医薬品事業を中心に展開しています。主要な事業内容は以下の通りです：
- 杏林製薬株式会社：医薬品の製造、販売、仕入
- キョーリン リメディオ株式会社：医薬品の製造販売
- キョーリン製薬グループ工場株式会社：医薬品の製造及び試験
2023年度は、新薬の普及最大化やコスト競争力の向上に注力し、売上高は前期比5.5%増の119,532百万円となりました。
従業員について
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 1353 | 44.5 | 19.1 | 8,577,806 |
従業員数は前期比で1,236名増加しましたが、これは旧杏林製薬株式会社の吸収合併によるものです。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- キョーリン リメディオ株式会社（石川県金沢市、資本金1200百万円）
- キョーリン製薬グループ工場株式会社（東京都千代田区、資本金350百万円）
- 日本理化学薬品株式会社（東京都中央区、資本金411百万円）
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 113,270 | 119,532 | 5.5% |
| 経常利益（百万円） | 5,827 | 6,602 | 13.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 4,723 | 5,322 | 12.7% |
各指標の増減について
売上高は新薬の普及最大化により前期比5.5%増加しました。経常利益は13.3%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も12.7%増加しました。これらの増加は、新薬の成長とコスト競争力の向上によるものです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 119,532 | 123,000 | 2.9% |
| 経常利益（百万円） | 6,602 | 7,000 | 6.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 5,322 | 5,800 | 9.0% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.9%増、経常利益は6.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益は9.0%増を見込んでいます。これらの増加は、新薬の普及とコスト競争力のさらなる向上によるものです。
まとめ
この企業は、医薬品事業を中心に展開しており、2023年度は新薬の普及最大化やコスト競争力の向上に注力しました。その結果、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はすべて増加しました。今後も新薬の成長とコスト競争力の向上を目指し、さらなる業績向上が期待されます。アナリストとしての視点から見ると、現状と見通しは好調であると評価できます。
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